例えばご家族にご高齢の方がいて、どこかに出かける用事がある場合、自動運転車や家族に乗せてもらうのは、もちろん良いことでしょう。しかしもっと良いのは、ひょっとすると、ご高齢の方が自分で安全に運転して、ついでに足腰の弱った近所のご高齢の方も乗せて連れ立って行くことではないかとも考えられます。さらに、途中で近所の子ども達に声をかけたり、車中でおしゃべりで盛り上がっていくことは、きっとご高齢の方の「いきいきした生活」につながるのではないかと、マツダは考えています。
マルチソリューション
多様なソリューション(マルチソリューション)について
ライフサイクル全体で、そして、Well-to-Wheelの視点で、CO₂排出量を削減するには、単に電気自動車(EV)に切り替えるだけでは不十分と考えています 。EVを充電する電気エネルギーがサステイナブルな方法で発電されていなければ、発電所でCO₂が排出されます。
適材適所という発想
そこでマツダはマルチソリューション戦略を採用し、高効率の内燃機関モデル、ハイブリッドモデル、プラグインハイブリッドモデル(PHEV)、EVモデル(BEV)を導入。お客様のニーズや、各地域・国のエネルギー政策や発電構成に応じた適切なパワーユニットを展開していきます。
マツダの考え方
たとえば、クリーン発電が得意な地域はBEVやPHEVを普及させ、CO2を削減していくことができるでしょう。
しかし、化石燃料発電に頼らざるを得ない地域に関しては、電動化を普及させるだけでは不十分で、内燃機関の引き続きの革新と電動化技術の組み合わせでCO2を極力削減したうえで、使用する燃料は、カーボンニュートラル燃料に変えていくといった取り組みが必要でしょう。
このためマツダは、長期的なCO2削減目標の達成には、将来においても大きなボリュームを占めると予測される「内燃機関の革新」+「マルチ電動化技術の追加」に加え、CNな再生可能液体燃料の普及がキーと考えています。
そして、どうしても出てしまうCO2に関しては、CO2回収技術を使って回収し、最終的にはカーボンネガティブまで持っていくような構図ができないかと考えています。
CO2削減へ向け、複数の解決策で取り組むマツダの考え方を示した図(横軸が乗用車の販売台数、縦軸が車1台あたりのCO2排出量、ブルーグレイの長方形の面積がCO2の総排出量)。クリーン発電地域では、BEVやPHEVの普及等で、左向き矢印のように長方形の面積(CO2の総排出量)を減らす。並行して、化石燃料での発電地域では、内燃機関の革新や再生可能液体燃料の普及等で、下向き矢印のように長方形の面積を減らす。つまり、複数の解決策(マルチソリューション)により、CO2の総排出量をゼロに近づける。最終的には、排出するCO2を回収する技術等を実現し、走れば走るほど大気のCO2が減るカーボンネガティブの未来を目指す(カーボンネガティブとはCO2の総排出量がマイナスになる、図の緑色の領域)。
自動運転技術を活用した高度運転支援システム に対するマツダの考え方
~自己効力感で前向きな人生を~
マツダは、自動運転技術を活用し、「運転を通じて元気になってワクワクする、しかも、より安心して運転を楽しめる」高度運転支援システムを提供しています。
自動運転技術がいくら進化しても、やはり自分の意志で運転し、人と人とのつながりを大切にしながら、走る歓びを感じていただくことを、マツダは未来に向けても、大事にしたいと考えています。例えば、免許返納を考えているご高齢の方や、その方の運転を心配に思うご家族も多いと思いますが、運転をやめることで、要介護認定のリスクが2倍になったという研究もあります。そういった方々の不安を和らげて、これまで通りクルマを運転して出かけられる、行ってらっしゃいと笑顔で送り出せることを、可能にしたいと考えています。
そのための技術の一つが、2022年から導入を始めたドライバー異常時対応システム(*1)です。自動運転技術を活用し、もしドライバーの体調が異常になった時には、クルマが自動でゆっくりと減速して停車し、緊急通報をしてくれます(*2)。万が一のことが起きたら…という不安を取り除くことで、ご本人はいきいきとしますし、その様子を見たご家族や、その方に関わる人達もきっといきいきしてくる、とマツダは考えています。そして、このことはご高齢の方だけでなく、さまざまな年齢層の方、さらには、車の周囲を歩行・走行する、他の方の安全・安心感にもつながると考えています。
(*1)一般名称はドライバー異常時対応システム ( Emergency Driving Stopping System: EDSS ) 。マツダでは、機種/市場や機能の違いにより、Driver Emergency Assist(DEA)や Cruising and Traffic Support -Risk Mitigation Function ( CTS-RMF ) 等の名称を用いています。このシステムは、ドライバーの安全運転を前提としており、事故被害や運転負荷の軽減を目的としています。作動には条件があり、また機能には限界がありますので過信せず、安全運転を心がけてください。居眠り運転、体調不良時の運転を助長するシステムではありません。
(*2)自動緊急通報の利用には、事前にコネクティッドサービスの契約が必要になります。
ドライバーを見守る技術 / MAZDA CO-PILOT CONCEPT
いつでも、どこでも、誰でも、運転中のドライバーに異常が無いかを見守ってくれる技術。マツダでは、人の状態検知によるリスク低減への寄与を目指す高度運転支援技術のコンセプトを、MAZDA CO-PILOT CONCEPT(マツダ・コパイロット・コンセプト)と呼んでいます。万一の時は、クルマが危険な状態になる前に、警報を発したり、自動で停車や緊急通報を行ったりすることで、ドライバーや同乗者はもちろん、送り出す家族や周囲の人にも安心を提供します。マツダはこのような技術で、そもそもドライバーにリスクを近づけない、周囲の人も含めた事故の無い世界を目指します。
ドライバー・モニタリング (DM)
事故を未然に防ぐことを目指し、警報を発してドライバーに注意を喚起したり、ドライバー異常時対応システム (DEA) の起動を早期化します。
ドライバーの脇見や眠気、閉眼や姿勢崩れ、漫然運転や異常兆候等を、車載カメラや車の挙動などで検知します[*1]。
DMの作動例 [*1]
DMはドライバーの脇見を検知し運転のリスクが生じていることを伝えたり、ドライバーの疲労や眠気を検知し、休憩を促すシステムです。ドライバーモニタリングカメラで顔の各部位の特徴点の変化を検出し、ドライバーの疲労や眠気を推定して、マルチインフォメーションディスプレイの表示および警報音でドライバーへ休憩を促します。
また、居眠りや体調急変により運転が継続できなくなった状態を検知し、DEAと連動して、事故回避および被害軽減をサポートするシステムです。
DMが検知する人やクルマの挙動
ドライバーの異常予兆/漫然検知技術 [*1]
異常予兆や漫然状態を検知し、リスクが生じていることをドライバーに伝えたり、早期にクルマが対応したりして、ドライバーが運転できない状態になる前に、事故を誘発するリスクを低減・安全確保することを目指しています。
サリエンシーマップによる異常予兆検知例
ヒトの視線挙動は、危険と思うところに視線を向けたり、ミラーやメーターを意思をもって確認するような「意識的な挙動」と、色や輝度、傾き、動きなど、視覚的に目立つところに視線が向くような受動的に注意が引かれる「無意識的な挙動」があります。通常は、この2つの挙動でバランスを取りながら視線を動かしています。脳機能が低下した場合、無意識的な挙動で受動的に注意が引かれる箇所へ視線が偏る傾向があります。
脳科学の知見を取り入れて、脳が機能低下した状態を捉えています。運転中、どこに注意が引き付けられやすいかをリアルタイムに特定可能なアルゴリズムを開発、通常時と脳機能低下時の特徴的な変化を捉えて、いち早くドライバーの異変を察知しています。
サッケード計測による漫然検知例
考えごとなどにより前方への注意が低下すると、視野が狭くなり、サッケード(視線の動き)が減少。サッケード距離と頻度、ステアリング操作の関係性により漫然運転を検知しています。
ドライバー異常時対応システム (DEA)
万一の時、被害を最小限に抑える ことを目指した技術です。DMと連動し、ドライバーが体調急変などで、安全運転できないことが検知された時、ハザードランプやホーンで周囲に異常を知らせながら、クルマを自動で減速・停止させ[*1][*2]、事故回避や被害軽減に寄与します。
DEA紹介ビデオ(再生時間:3分16秒)
DEAの作動例 [*1] [*2]
STEP 1, 2
ドライバーの状態をモニタリングし、異常を察知、ドライバーの異常を検知したらハザードの点滅を開始し、まもなく緊急停止することを乗員に報知します。ドライバーの異常予兆が先に検知された場合は、DEAの起動を早め、停車までの距離・時間を減らします。
STEP 3
ドライバーが運転に復帰できない場合、ハザードの点滅に加え、ブレーキランプの点滅とホーン吹鳴を開始し周囲に異常を知らせながら、車両を減速・停止します。
STEP 4
必要に応じて、外部へ自動で緊急通報を行います。[*3]
外部への緊急通報
停車後はドア解錠や、必要に応じて外部への自動緊急通報も行い、早期のドライバー救護・救命につなげます[*1][*3]。
受賞実績
関連リンク
[*1]機能や仕様は、機種/市場により異なる場合があります。
[*2]一般名称はドライバー異常時対応システム (Emergency Driving Stopping System: EDSS) 。マツダでは、機種/市場や機能の違いにより、Driver Emergency Assist (DEA) や Cruising and Traffic Support -Risk Mitigation Function (CTS-RMF) 等の名称を用いています。このシステムは、ドライバーの安全運転を前提としており、事故被害や運転負荷の軽減を目的としています。作動には条件があり、また機能には限界がありますので過信せず、安全運転を心がけてください。居眠り運転、体調不良時の運転を助長するシステムではありません。
[*3]自動緊急通報の利用には、事前にコネクティッドサービスの契約が必要になります。
基本安全技術
日々のドライビングに良好な運転環境を実現し、安全を支える非常に重要な技術。ドライバーが運転を純粋に楽しみ、走りに集中でき、思わず遠くに行きたくなる、疲れがたまりにくい運転環境を提供しています。
疲れを減らし すばやく対応できる運転姿勢
ドライバーの身体の関節を自然な角度に維持することで、長時間のドライブでも疲れづらく、万一の状況でもドライバーがすばやく対応しやすいよう、クルマが設計されています。
運転に集中できるコックピット設計
ドライバーが常に見る情報は、目の動きで見える範囲に、あまり見る必要がない情報は、首を左右に振って見える範囲にレイアウトするなど、情報の種類によって表示場所を区別し、わき見を防ぎ運転に集中でき、疲れにくい環境を提供しています。
マツダは、この考え方を、車内に搭載されるデバイスの種類によらず、一貫して実装しています。視線をそらさずに操作できる手元スイッチやコマンダースイッチ、音声入力機能などを活用し、ドライバーの注意を散らすリスクを低減し、安全性の高さを評価頂いています。
長距離走行の疲れを減らすオルガン式ペダル
(多くの車が採用する「吊り下げ式」と異なり)マツダ車は、足の動きとペダルの動きが連動する「オルガン式」アクセルペダルを採用。長距離走行時のドライバーの足の疲れを軽減してくれます。
予防安全技術
ドライバーを支えつつ、ぶつかるリスクを軽減する技術です。そもそも危険に近づかせない充実した安全装備を提供しています。
全方向の衝突危険の検知
カメラやソナー等のセンサーを組み合わせ、ドライバーの危険認知を促進。危険が迫った場合、警告音・表示やハンドルの振動でドライバーに知らせます。
センサーの検知イメージ
ドライバーに代わって死角を確認
自信を持って運転いただけるよう、マツダはドライバーの視界確保をサポートする360°ビュー・モニターなど、優れた安全技術でドライバーの安全確認を支援しています。
360°ビュー・モニター シースルービューの例
衝突被害を軽減する自動ブレーキ
マツダのスマート・ブレーキ・サポート(SBS)はカメラとレーダーセンサーが前方車に衝突する危険を察知します。さらに、衝突がさけられないと判断した際には衝突被害軽減ブレーキ(AEB)が作動し、衝突時の被害を軽減します。
SBS作動イメージ
長距離運転の危険を軽減する運転支援
先行車に合わせた自動速度調整[*1]や、道路に合わせたステアリングアシスト[*2]で、事故を予防しリスクを減らしてくれます。長距離運転での疲労も軽減し、安全運転を支援しています。
MRCC/CTS作動イメージ
[*1]マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)、一般名称は全車速アダプティブクルーズコントロール(ACC)
[*2]クルージング&トラフィック・サポート(CTS)、一般名称はレーンキープアシスト
※すべてのシステムの作動には条件があり、また機能には限界がありますので過信せず、安全運転を心がけ てください。
衝突安全技術
マツダ車は、万一の事故でも被害を最小化する高い安全性能を実現しています。
衝突時の衝撃吸収
ドライバーが避けきれない事故に直面した場合でも、乗員の被害を最小限に抑えられるような車両構造を採用しています。車体が衝撃を吸収しながらつぶれることで、車室部分の変形を抑制しています。
SRSエアバッグ
万一の衝突時に欠かせないエアバッグ。マツダのSRS[*1]エアバッグシステムは運転席、助手席に加え、全乗員の被害を軽減するための様々なエアバッグを搭載しています。
シートベルトによる乗員保護
シートが前後どの位置でも、最適な角度でシートベルトが乗員を支える構造を採用[*2]しています。乗員の体格によらず、どなたにも高い安全性能を提供します。
[*1]SRS: Supplemental Restraint System (乗員保護補助装置の略)
[*2]シートベルトの付け根(ラップアンカー)が、車体ではなくシートに固定された構造。2019年のMAZDA3以降で採用。
SKYACTIV技術(パワートレイン)
ドライバーの操作にピタリと反応が合い、運転がうまくなったように感じ、運転していて気持ちのいいパワートレイン(クルマの動力源)を、マツダは提供しています。
そのために、各地域や国のエネルギー供給事情や、お客様の要望に合うよう*1、新技術を織り込んだエンジン・モーター・変速機や制御技術を組合せ、すべてのお客様に「走る歓び」と「優れた環境性能」を両立した商品をお届けしています*2。
受賞実績
※ SKYACTIV(スカイアクティブ)技術とは、世界一のクルマをつくるために、クルマの基本を白紙に戻しすべてをゼロからつくり直すという、大きなチャレンジを選択し、誕生した技術の総称。
*1 もしお客さまが、再生可能エネルギーによる発電が主流の地域にお住まいの場合、環境負荷を低減するためにはEVモデルが最適なクルマと言える でしょう。対して、化石燃料による発電が主流の地域においては、EVモデルに乗り換えた場合でもCO₂は発電の工程で排出されますので、環境負荷を低減するためには燃費効率の高い内燃機関モデル、またはハイブリッドモデルが最適なクルマと言えるでしょう。
*2 パワートレイン技術の一例
SKYACTIV-G, D: 究極の燃焼を追求したガソリン、及び、ディーゼルエンジン
SKYACTIV-X: ガソリンとディーゼルエンジンの長所を組合せた高性能ガソリンエンジン
e-SKYACTIV PHEV: SKYACTIVエンジンを搭載したプラグインハイブリッドシステム
e-SKYACTIV R-EV: ロータリーエンジンを搭載したプラグインハイブリッドシステム
e-SKYACTIV EV: 電気自動車(電力のみで走行できる電動化技術)
SKYACTIV技術 (車両/制御技術)
もっと乗りたくなる、もっと走りたくなる。運転して気持ちがよく、乗員全員が、疲れにくく酔いにくい「走る歓び」を楽しめるクルマをお届けしています。
クルマの構造には、人間が生まれつき持つバランス保持能力を最大限に引出す仕組みを取り入れてます。段差やカーブでも、クルマの動きや変化が遅滞なく、しかし穏やかに伝わってくるため、乗員全員が無意識のうちに、自然にバランスを取ることができ、揺れや疲れを抑えます。
クルマの制御では、ドライバーのハンドル操作に応じて、エンジンやモーターの出力、タイヤの制動力を統合して微妙に変化させ、乗員にかかる力の変化を滑らかにしたり、クルマ自体の姿勢を安定させたりています。
このような技術[*1]により、マツダ車は、ドライバーがクルマを自分の体の一部のように感じられる素直な操作感と共に、乗員全員の揺れが少なく、高い安心感や酔いにくさを実現しています。
(※)SKYACTIV(スカイアクティブ)技術とは、世界一のクルマをつくるために、クルマの基本を白紙に戻しすべてをゼロからつくり直すという、大きなチャレンジを選択し、誕生した技術の総称。
[*1]マツダでは、このような車両構造/制御技術を、それぞれSKYACTIV-Vehicle Architecture(ビークルアーキテクチャ)/ SKYACTIV-Vehicle Dynamics(ビークルダイナミクス)とよび、技術を進化させ続けています。
衝突安全技術
マツダ車は、万一の事故でも被害を最小化する高い安全性能を実現しています。
衝突時の衝撃吸収
ドライバーが避けきれない事故に直面した場合でも、乗員の被害を最小限に抑えられるような車両構造を採用しています。車体が衝撃を吸収しながらつぶれることで、車室部分の変形を抑制しています。
SRSエアバッグ
万一の衝突時に欠かせないエアバッグ。マツダのSRS[*1]エアバッグシステムは運転席、助手席に加え、全乗員の被害を軽減するための様々なエアバッグを搭載しています。
シートベルトによる乗員保護
シートが前後どの位置でも、最適な角度でシートベルトが乗員を支える構造を採用[*2]しています。乗員の体格によらず、どなたにも高い安全性能を提供します。
[*1]SRS: Supplemental Restraint System (乗員保護補助装置の略)
[*2]シートベルトの付け根(ラップアンカー)が、車体ではなくシートに固定された構造。2019年のMAZDA3以降で採用。
ラージ商品群技術
動的性能の大幅向上
エンジン縦置き方式と後輪駆動ベースAWDを採用したプラットフォームでは、理想的な前後重量配分を実現することで四輪にかかる重量を均等とするようにしています。ハンドリングの良さと高い安定性を両立した、後輪駆動ベースならではのAWDと合わせることで動的性能を大幅に向上させています。
エンジン/モーター/トランスミッションを同軸上に搭載
さまざまなユニットの組み合わせを同体質で効率的に開発できるようにすることで、国や地域ごとのエネルギー事情やお客さまのニーズに合ったさまざまなパワートレインの組み合わせを提供可能にしています。
車両の大きさを感じさせない、取り回しのしやすさ
エンジンなどが縦置きのため、ハンドルをいっぱいに切った時、タイヤの角度が大きく変わります。このため、同じサイズの、エンジン横置きの前輪駆動車(FF車)よりも、車の最小回転半径が小さくなり、狭い場所での取り回しが、しやすくなっています。
トルコンバーターレス8速AT
流体式トルクコンバータの代わりに、マニュアルトランスミッションのような機械式クラッチ機構を採用することで、ダイレクトな発進と高応答で滑らかな変速性能、人の感覚に一致した、リズム感のある軽快な走りを実現しました。またトランスミッション抵抗を前モデルと比べて約22%の低減を実現しており、走りと環境性能を両立させています。
回生エネルギーの有効活用
48Vマイルドハイブリッドとプラグインハイブリッドは、同体質で拡張性のあるシステムとしています。エンジンとモーター/ジェネレーターを切り離すことにより、効率よく回生したエネルギーを加速時や変速時のアシストに有効活用。環境性能の向上に加え、素早い加速応答や変速性能にも貢献しています。
クリーン・高効率・高出力 ディーゼルエンジン
3.3L直列6気筒ディーゼルエンジンは、理想燃焼の追求と大排気量化により、クリーン化と効率化と高出力を同時に実現させました。2段エッグ燃焼室と高圧燃料噴射による空間制御予混合燃焼と大排気量化により、実用運転域の広い範囲で熱効率40%以上を達成。全域での燃費向上とNOx低減と共に、エンジントルク向上により、走りの良さを高めることを、同時に実現しました。
受賞実績
関連ビデオ
2022年 ラージ商品群技術フォーラム①戦略パート [11分]
2022年 ラージ商品群技術フォーラム②パワートレインパート [12分]
2022年 ラージ商品群技術フォーラム③プラットフォームパート [13分]
衝突安全技術
マツダ車は、万一の事故でも被害を最小化する高い安全性能を実現しています。
衝突時の衝撃吸収
ドライバーが避けきれない事故に直面した場合でも、乗員の被害を最小限に抑えられるような車両構造を採用しています。車体が衝撃を吸収しながらつぶれることで、車室部分の変形を抑制しています。
SRSエアバッグ
万一の衝突時に欠かせないエアバッグ。マツダのSRS[*1]エアバッグシステムは運転席、助手席に加え、全乗員の被害を軽減するための様々なエアバッグを搭載しています。
シートベルトによる乗員保護
シートが前後どの位置でも、最適な角度でシートベルトが乗員を支える構造を採用[*2]しています。乗員の体格によらず、どなたにも高い安全性能を提供します。
[*1]SRS: Supplemental Restraint System (乗員保護補助装置の略)
[*2]シートベルトの付け根(ラップアンカー)が、車体ではなくシートに固定された構造。2019年のMAZDA3以降で採用。
美しさと環境を両立する「アクアテック塗装」
地球環境への配慮と、より高品質な仕上がりを両立した、マツダ独自の水性塗装「アクアテック塗装」
マツダが、2016年からグローバル導入を開始した「アクアテック塗装」は、3層の水性塗装技術により、シンナーなどの揮発性有機化合物(VOC)の排出量を、従来の油性塗装比78%削減。省エネルギーブース空調と赤外線を用いた乾燥炉の使用により中間乾燥を省き、CO₂排出量も15%以上削減しています。さらにVOC回収技術と組み合わせることで、塗装乾燥炉からの排気ゼロを実現しました。
これらの技術は、地球環境への配慮という視点で高い評価を得ているだけでなく、マツダ車の魅力的なデザインに欠かせない高品質な仕上がりを両立する技術として、多くのお客さまに長年、喜んでいただいてます。
受賞実績
関連リンク
関連ビデオ
高校生たちがマツダに問う-クルマづくりの過程で発生するCO₂、どうやったら減らせる? [11分]
衝突安全技術
マツダ車は、万一の事故でも被害を最小化する高い安全性能を実現しています。
衝突時の衝撃吸収
ドライバーが避けきれない事故に直面した場合でも、乗員の被害を最小限に抑えられるような車両構造を採用しています。車体が衝撃を吸収しながらつぶれることで、車室部分の変形を抑制しています。
SRSエアバッグ
万一の衝突時に欠かせないエアバッグ。マツダのSRS[*1]エアバッグシステムは運転席、助手席に加え、全乗員の被害を軽減するための様々なエアバッグを搭載しています。
シートベルトによる乗員保護
シートが前後どの位置でも、最適な角度でシートベルトが乗員を支える構造を採用[*2]しています。乗員の体格によらず、どなたにも高い安全性能を提供します。
[*1]SRS: Supplemental Restraint System (乗員保護補助装置の略)
[*2]シートベルトの付け根(ラップアンカー)が、車体ではなくシートに固定された構造。2019年のMAZDA3以降で採用。
衝突安全技術
マツダ車は、万一の事故でも被害を最小化する高い安全性能を実現しています。
衝突時の衝撃吸収
ドライバーが避けきれない事故に直面した場合でも、乗員の被害を最小限に抑えられるような車両構造を採用しています。車体が衝撃を吸収しながらつぶれることで、車室部分の変形を抑制しています。
SRSエアバッグ
万一の衝突時に欠かせないエアバッグ。マツダのSRS[*1]エアバッグシステムは運転席、助手席に加え、全乗員の被害を軽減するための様々なエアバッグを搭載しています。
シートベルトによる乗員保護
シートが前後どの位置でも、最適な角度でシートベルトが乗員を支える構造を採用[*2]しています。乗員の体格によらず、どなたにも高い安全性能を提供します。
[*1]SRS: Supplemental Restraint System (乗員保護補助装置の略)
[*2]シートベルトの付け根(ラップアンカー)が、車体ではなくシートに固定された構造。2019年のMAZDA3以降で採用。
「人」「道路・インフラ」に向けた取り組み
事故の無い世界の実現には、クルマの安全性能を高めるだけでなく、人や道路・インフラの視点からの取り組みも重要と、マツダは考えています。さまざまなイベントを通じた人々への啓発や、自治体や他社と協力して道路・インフラ整備に向けた取り組みなどを推進しています。
人への啓発では、例えば、さまざまなイベントで、ドライバーの状態異常を検知する装置や、周囲の死角を補う装置など、最新のクルマの安全支援装備について、お客さまに実際に体感いただいています。より便利に適切に、装備を使っていただくことで、お客さま自身や周囲の方の意識向上を図り、事故削減に努めています。
また、道路・インフラ整備に向けた取り組みも含め、例えば、マツダの試験場がある広島県三次市において、自治体・地元の自治会・関連企業と協力して、高齢ドライバーの安全運転継続を支援する仕組みづくりを進めています。クルマの挙動計測装置を自家用車に設置して、高齢ドライバーの走行データを収集。急ブレーキ多発地点など地域の危険ポイントを表示する「交通安全マップ」を作成しました(*)。さらに、ドライバーの皆様を対象に、①ご自身の運転や心身の状態を可視化し、②ご自身の運転の癖や心身の状態と、安全運転を続けるためのポイントを知っていただき、③運転を見直す、気を付けて行動する、身体を鍛えるなど、長く安全運転を続けるためのアクションに繋げていただく支援と、仕組みづくりを目指した活動を進めています(*)(**)。今後はさらに、クルマ、人、道路・インフラを連携した活動に進めていく計画です。
マツダはこのような取り組みを通じて、いつでもどこでも誰でも、安全・安心に自由に移動し、心豊かに生活できるクルマ社会の実現を目指しています。
(*) この取り組みは、マツダも参加する「タテシナ会議」の活動の一環として行ったもの。同会議は、毎年、交通安全に祈りを捧げる蓼科山聖光寺夏季大祭において自動車や関係する業界のトップ役員が一堂に会す機会を活用した交通安全のための会議。クルマ・人・交通インフラの三側面(「三位一体」)から、政府・自治体や関係機関とも連携を図り、「交通事故死傷者ゼロの実現時期を少しでも早めること」を目標に取り組んでいる。
(**) 交通事故死傷者ゼロの実現をめざし、「タテシナ会議 高齢者安全運転支援分科会」と連携して、テレマティクスタグ(車の挙動を測定する車載器)を活用した運転の見える化による、高齢ドライバーの交通事故防止策に向けた大規模実証実験。2024年度から開始し、延べ約500名に参加いただいている。
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2025年 マツダとJAF、「交通安全・防災活動等に関する包括的連携協定」を締結
2025年 「タテシナ会議」高齢者安全運転支援分科会、「交通安全マップ」を広島県三次市に贈呈 [435KB]
「人」「道路・インフラ」への取り組みについて、さらなる情報はこちら(マツダサステナブルサイト)
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MAZDA CO-PILOT CONCEPT 進化する安全技術 地域と築く“支えあい交通” [11分]
サステナブルな素材(資源循環)
マツダは、デザインと機能、環境負荷低減に貢献する、サステナブルな素材で、資源循環に配慮しつつ、美しさや心地よさをお客さまに提供しています。
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MAZDA ICONIC SPのパーツは、広島の牡蠣殻から生まれた!?-高校生たちがマツダに問う、本当に環境に良いクルマって- [9分]
時代を先取るマツダのリサイクルの原点。オール広島で乗り越えた技術の壁とは -CNへの挑戦 シリーズvol.5 - [11分]
CNエネルギー(内燃機関の挑戦)
マツダでは、カーボンニュートラル(CN)に向けたさまざまな技術の研究開発や実証実験に取り組んでいます。
・大学と共同でのゲノム編集など、効率よくCO₂を吸収する微細藻類(ナンノクロロプシスなど)の研究開発
・工場排水を活用した微細藻類の培養研究
・微細藻類や使用済食用油からCN燃料を製造し、供給・利用に至るバリューチェーン構築の実証実験
・CN燃料だけで走る、ガソリン/ディーゼルエンジン車の研究開発と実証実験
・車から出るCO₂を回収する装置・システムの研究開発
・回収したCO₂を分解・合成してできる、高付加価値の素材生成などの研究開発
関連リンク
SKYACTIV-D 3.3 への次世代バイオディーゼル燃料 HVOのドロップイン適用(マツダ技報 No.42 (2026) P.175)
車載 CO2 回収技術のシステム設計と実験検証(マツダ技報 No.41 (2025) P.98)
微細藻類を利用したバイオ燃料生産に向けた取り組み(マツダ技報 No.41 (2025) P.105)
SKYACTIV-D 3.3 において次世代バイオディーゼル燃料 HVO を利用可能にする取り組み(マツダ技報 No.41 (2025) P.112)
MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept エンジンの紹介(マツダ技報 No.41 (2025) P.119)
2026年 マツダ、車載CO2回収装置の実用化に前進
2025年 マツダ、2025年スーパー耐久シリーズの参戦体制を発表
2021年 マツダ、次世代バイオディーゼル燃料でモータースポーツに参戦
2020年 マツダ、「ひろしま “Your Green Fuel” プロジェクト」 において次世代バイオディーゼル燃料のバリューチェーンを構築
関連ビデオ
高校生がマツダに問う、本当に環境に良いクルマとは-ミクロの藻が 未来のクリーンエネルギーに生まれ変わる!? [10分]
【MAZDAドキュメンタリー】未来に胸を張れる、エンジン車を。 CO₂を排出しないエンジン車に挑む、技術者たちの旅路。 [11分]
CNエネルギー(工場への活用)
マツダは「2050年にサプライチェーンでのカーボンニュートラル(CN)、2035年にグローバル自社工場でのCN」の実現を目指し取り組んでいます。
*1 発電事業者が電力需要施設と離れた場所に太陽光発電設備の設置を行い、再エネ電力を特定の需要家に長期にわたって供給する電力購入契約
*2 企業が自社の敷地内に太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギー発電設備を設置し、その発電設備から直接電力を購入する契約
*3 燃料を使ってガスタービンやガスエンジンを駆動し、複数の2次エネルギー(電気、蒸気など)を連続的に取り出すシステム