MAZDA CO-PILOT CONCEPT

 - マツダ・コ・パイロット・コンセプト -

*MAZDA CO-PILOT CONCEPT技術体験会(2021)等に基づく内容


あなたを見守る高度運転支援技術


マツダは、自分で運転することで元気になり、生き生きとした生活に繋がると信じています。
人が運転することを前提に、高度運転支援技術を活用してドライバーを見守ることで、運転できる楽しさと自由な移動を生涯にわたり支援し、お客様の生活や生きがいを守っていきます。そのために、以下の価値を社会に提供します。


「ドライバー、同乗者、その家族をはじめ、道路を使用する周囲の人々もより安心・安全」

常にそばで見守り、ドライバーの状態に合わせて運転支援。運転を継続できない時でもより安全に停止して重大事故の回避や被害軽減をサポート。

「さまざまな地域で、より安心・安全で自由な運転・移動が可能」

一般道や高速道路など、様々な交通環境で高度運転支援技術を活用したより高い安心・安全性を提供。

「さまざまな人が運転に自信が持てて自由に心豊かに運転・移動できる」

老若男女問わず、さまざまな人が思いを実現するために運転でき、自分らしく前向きな生活を送ることができる。

 




「安心・安全なクルマ社会」へ

- MAZDA CO-PILOT CONCEPT -


マツダは、すべての人がすべての地域で自由に移動し、心豊かに生活できる仕組みを創造し築いていくことにより、事故のない安心・安全なクルマ社会の実現を目指し、ドライバー・人間を理解・信頼・尊重することを重視する安全性能の考え方「MAZDA PROACTIVE SAFETY」のもと、安全技術の研究・開発を行っています。

 

しかしながら、安心・安全なクルマ社会の実現には、多くの課題があります。

例えば、日本国内において死亡重症事故件数は年々減っていますが、運転中の眠気、体調急変による事故は増加を続けています。

特に高齢ドライバーの疾患・体調急変による重大事故は先進国で大きな社会問題になっています。

クルマ事故に関する調査


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保有台数1万台あたり死亡重症者数(国内乗用車)


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運転中に眠くなる頻度


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発作・急病に起因する交通事故件数


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発作・急病事故時の認知速度



MAZDA CO-PILOT CONCEPT


MAZDA CO-PILOT CONCEPTは常にドライバーの状態を見守り、一般道から高速道まで幅広いシーンで機能することで、ドライバーが原因となる事故の削減、被害軽減に貢献します。

ドライバーや同乗者だけでなく、ドライバーを送り出す家族や周囲の人々への安心をも提供できると考えています。




MAZDA CO-PILOT CONCEPT

人の状態検知によるリスク低減への寄与を目指す高度運転支援技術のコンセプト「MAZDA CO-PILOT CONCEPT」。

先進安全技術

先進安全技術「i-ACTIVSENSE」による認知支援を行いドライバーの安全運転をサポートする「アクティブセーフティ技術」に加え、事故が避けられない状況での衝突回避・被害軽減を目指す「プリクラッシュセーフティ技術」。

基本安全技術

ドライビングポジション、ペダルレイアウト、視界視認性、ヒューマン・マシン・インターフェースなどの基本安全技術。


危険な状況に陥ってから対処するのではなく、
危険自体を回避するマツダの安全思想 「MAZDA PROACTIVE SAFETY」

マツダは、この安全思想に基づいて、新たに人の状態検知によるリスクの低減を目指して開発したドライバー異常時対応システム(DEA)/ドライバー・モニタリング(DM)をCX-60から導入しています。


危険回避・被害軽減をサポートする安全技術

ドライバー異常時対応システム(DEA)


ドライバー・モニタリングと連動し、高速道路、自動車専用道路および一般道を問わず、運転者が急病などで運転の継続が困難であるとクルマが判断した場合に、車両を減速・停止させることで、事故の回避や被害の軽減をサポートします。

停車後はドア解錠やヘルプネット自動接続による緊急通報も行い、早期のドライバー救護・救命に寄与します。

*日本仕様の説明です。




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STEP1

ドライバーの状態をモニタリングし、異常を察知、ドライバーの異常を検知したらハザードの点滅を開始し、まもなく緊急停止することを乗員に報知します。

STEP2

ドライバーが運転に復帰できない場合、ハザードの点滅に加え、ブレーキランプの点滅とホーン吹鳴を開始し周囲に異常を知らせながら、車両を減速・停止します。

STEP3

必要に応じて、外部へ自動で緊急通報を行います。

* 緊急通報には別途コネクティッドサービスの契約が必要になります。



ドライバーモニタリング (DM)





DMはドライバーの脇見を検知し運転のリスクが生じていることを伝えたり、ドライバーの疲労や眠気を検知し、休憩を促すシステムです。

ドライバーモニタリングカメラで顔の各部位の特徴点の変化を検出し、ドライバーの疲労や眠気を推定して、マルチインフォメーションディスプレイの表示および警報音でドライバーへ休憩を促します。
また、居眠りや体調急変により運転が継続できなくなった状態を検知し、DEAと連動して、事故回避および被害軽減をサポートするシステムです。
*日本仕様の説明です。


※DEA:Driver Emergency Assist

※DEAは、ドライバーの安全運転を前提としたシステムであり、事故被害や運転負荷の軽減を目的としています。作動には条件があり、また機能には限界がありますので過信せず、安全運転を心がけてください。

※居眠り運転、体調不良時の運転を助長するシステムではありません。

※車線維持・路肩退避には作動条件があります。

※路肩に寄せながらの減速停止には、ナビゲ ーション用SDカードの挿入が必要になります。

※自動接続による救命要請(マツダエマージェンシーコール)を作動させるためには、コネクティッドサービスの契約が必要になります。

※頻繁に顔の向きを動かす、目や顔の一部が隠れている、光の環境が大きく変化するなどの条件によっては適切に作動しない場合があります。



将来に向けた技術開発


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次世代高度運転支援技術の一環としてさまざまな運転環境での技術開発および実証実験を行っています。

※画像はMAZDA CO-PILOT CONCEPT技術体験会の様子(2021年 東京・お台場エリア)

※車両は技術試作車


MAZDA CO-PILOT CONCEPTロードマップ


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2025年以降には、体調不良などの様々な状態変化の予兆を事前に検知する技術と、高速道路では、車線変更して路肩などに移動、一般道ではより安全な場所へ退避する技術に進化することを目指します。


ドライバー異常予兆検知技術

 

異常を予兆時に検知し早期にクルマが対応することで、ドライバーが運転できない状態になる前に、事故を誘発するリスクを低減・安全確保することを目指します。



ヒトの視線挙動は、危険と思うところに視線を向けたり、ミラーやメーターを意思をもって確認するような「意識的な挙動」と、色や輝度、傾き、動きなど、視覚的に目立つところに視線が向くような受動的に注意が引かれる「無意識的な挙動」があります。通常は、この2つの挙動でバランスを取りながら視線を動かしています。脳機能が低下した場合、無意識的な挙動で受動的に注意が引かれる箇所へ視線が偏る傾向があります。




※1 注意を誘引する性質のこと

※2 広島大学COIで、共同研究成果

脳科学の知見を取り入れて、脳が機能低下した状態を捉える研究を行っています。運転中、どこに注意が引き付けられやすいかをリアルタイムに特定可能なアルゴリズムを開発、通常時と脳機能低下時の特徴的な変化を捉えて、いち早くドライバーの異変を察知する技術開発に取り組んでいます。




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    MAZDA CO-PILOT CONCEPT

    プレゼンテーション動画

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    デモ走行シーン(高速道シーン)動画

    ~2025年以後の導入を想定した技術~

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    ドライバー異常時対応システム(DEA)

    (再生時間:約6分)