沿革(1980年~1989年)


1989年

会社の歩み

クルマ・技術の歩み

11月

・北海道剣淵耐寒自動車試験場完成

11月

・商用車「ユーノスカーゴ」トラック、バンを発売

・ユーノス系販売店で「シトロエンBX19GTi16V」発売

・「ユーノス100」発売

 

 

1800DOHC /1500DOHC エンジン搭載。オフブラックのインテリア、ウイングタイプのリアスポイラーを装備。

 

・「ユーノス300」発売

 

 

2000DOHC / 1800DOHCエンジンを搭載。フォグランプ一体型ヘッドランプ、丸型6連風リアテールランプ、ハイマウントストップランプ付きリアスポイラーなどでスポーティな外観。シックな本革インテリアも用意した。

 

・オートザム系販売店で2代目「キャロル」発売

前輪駆動。スズキ社製547cc直列3気筒12バルブエンジンを搭載。

9月 

・高応答ドライビングシミュレーターを横浜研究所に設置

・新車の保証期間を大幅延長

・ユーノス特約販売会社網が9月1日より営業を開始

9月

・初代「ユーノスロードスター」発売

 

 

走る楽しさを徹底追求した、正当派ライトウェイトスポーツカー。 シカゴショーの出展以来、世界中で大きな反響を呼び、国内では各地で事前予約会が開かれた。

170万円~の手頃な価格もあって、大ヒット商品となった。

 

・ユーノス系販売店で「シトロエンBX19」発売

8月

・インドネシアに設立した新会社P.T. MAZDA INDONESIA MANUFACTURING(MIM)のエンジン製造工場を起工

8月

・7代目「ファミリア」(3HB、セダン)にフルタイム4WD車を追加スポーツフルタイム4WD:

走りの楽しさを追求し、ビスカスLSDで差動制御するセンターデフ付きフルタイム4WDを採用。

日本初の43:57不均等前後トルク配分。最高出力180馬力の1800DOHCインタークーラー付きターボエンジンを搭載。

実用フルタイム4WD:前後輪トルク配分50:50プラネタリーギアードセンターデフ式を採用。1600SOHCエンジンを搭載。

7月

・「シトロエン車」輸入開始

 

6月

・東京支社を東京本社に呼称変更

・新販売会社網「オートザム」が営業開始

6月

・オートラマ系販売店で起亜産業社製「フォードフェスティバ5」を発売

・小型タクシー専用車「カスタムキャブ」発売

・オートザム系販売店でスズキ(株)からのOEM供給車 初代「スクラム」バン/トラックを発売

5月

・国際MQサークル大会を広島で初開催

・フォード社向けトランスミッションの生産が累計500万台を達成

5月

・自動車技術会より「単孔式直噴ディーゼル機関における噴射系のHC排出特性に及ぼす影響に関する研究」が浅原賞学術奨励賞を受賞

・4代目「タイタン」発売

 

4月

・新たな国内販売チャネル「ユーノス」「オートザム」設立

4月

・「ロータリーエンジンの新型吸気装置の開発と育成」が科学技術庁長官賞(科学技術功労者)を受賞

・7代目ファミリア 「アスティナ」発売

 

1600DOHC / 1500DOHC / 1500OHCエンジンを搭載。ウエッジシェイプボディが優れた空力特性を実現。

低いボンネットにリトラクタブルヘッドライトを採用。

2月

・「MX-5ミアータ」(日本名:ユーノスロードスター)をシカゴショーに出展

2月

・7代目「ファミリア」セダン/3ドアハッチバックを発売

 

1988年

会社の歩み

クルマ・技術の歩み

10月

・内面研削盤「T-11J」「T-117CNC」を開発

・ヨーロッパに販売会社(MME)設立

10月

・センターピラーレス4ドアハードトップ「ペルソナ」発売

 

 

2000DOHC、1800SOHC(後にDOHCに変更)エンジンを搭載。伸びやかなプロポーションの外観に、シンプルで仕立ての良い革製または布製のインテリアを用意。

シルキースムーズな走りと機器の操作感などに配慮し、心地よい空間づくりを求めた。

9月

・カペラが生産累計300万台を達成

・米国で「MPV」を発売

・ソウルオリンピックのマラソン競技取材用にEVを米国NBCへ提供することを公表

9月

・ルーチェを一部改良 

3000cc V6 DOHCエンジンを追加。ハイレフコートを一部機種に採用。

 

8月

・新塗装技術「ハイレフコート」を開発

6月

・米国から「フォードプローブ」輸入開始

6月

・「カペラキャンバストップ」を限定発売

5月

・MI(マツダ・イノベーション)計画スタート 

・マツダR&Dセンター アーバイン(米国)完成

・スズキと軽自動車の生産協力について合意

 

 

2月

・「カペラカーゴ」ワゴン、バンを追加

1987年

会社の歩み

クルマ・技術の歩み

12月

・スズキ(株)との軽自動車生産協力を発表 

・山本健一会長、古田徳昌社長就任

 

 

11月

・レース用「13J 」4ローターロータリーエンジンを開発

・レース用「20B」(開発コード:13G)3ローターロータリーエンジンを発売

9月

・米国生産会社(MMUC)で量産第1号車ラインオフ

 9月

・「カペラタクシー」を発売

 

8月

・「サバンナRX-7カブリオレ」を発売

 

 

 電動で開閉できる3ウェイトップ採用。2シータ-仕様。

・「ルーチェ」に3000ccV6エンジンを追加

6月

・技術研究所横浜研究所を開設

・北京にサービスセンターを設置

 

 

5月

・5代目「カペラ」発売

 

 

4ドアセダン、2ドアクーペの「C2」(シーツー)、5ドアの「CG」の3ボディタイプ。

世界初の車速感応型4WSを採用。RF2000DEプレッシャーウェーブスーパーチャージャーディーゼルエンジン搭載車、フルタイム4WD搭載車を同年7月に発売。

4月

・マツダR&Dセンター(アンナーバー)を開設

・自動車生産累計2,000万台を達成

 

3月

・FFファミリア国内販売累計100万台達成

3月

・車速感応型4WSの開発に成功

 

2月

・ファミリアフルタイム4WDがWRC(世界ラリー選手権)スウェディッシュラリーで日本車初の総合優勝

 

 

1月

・「エチュード」発売

大きなガラスエリアを持つ3ドアハッチバック。可変吸気システム(VICS)を採用した1600DOHCエンジンを搭載。

低圧ガス封入式ダンパーや4輪ディスクブレーキを採用し、楽しい走りとしなやかな乗り心地をバランスさせた。

1986年

会社の歩み

クルマ・技術の歩み

12月

・マツダR&Dセンター、アナーバー(米国)完成

 

11月

・ファミリア(乗用車)生産累計500万台達成

 
 

10月

・「ルーチェ」に2000LPGエンジン搭載車を追加

 

9月

・5代目「ルーチェ」発売

 

 

マツダ初の2000V6エンジンにはツインスクロールターボ仕様も用意。

さらに13Bロータリーターボ車も設定。

オートアジャスティングサスペンションやリアにはE型マルチリンク式サスペンションを採用。

8月

・輸出累計1000万台を達成

 

7月

・北京モーターショウに出展

 

6月

・レシプロエンジン車生産累計1500万台を達成

 

5月

・大阪支社を大阪市南区に移転。ショールーム「マツダロータリー御堂筋」を新設

 

4月

・ロータリーエンジン車生産累計150万台達成

 

3月

・ディーゼル車生産累計150万台達成

3月

・「ファミリアカブリオレ」を追加

1500EGIターボエンジンを搭載。ロールバーを採用。

・タイタンにクラス初3500cc直噴ディーゼルインタークーラー付きターボエンジン搭載車を追加

・ニッケル発泡体複合ピストンを開発

 

2月

・フォード「フェスティバ」発売

1985年

会社の歩み

クルマ・技術の歩み

12月

・「サバンナRX-7」が生産累計50万台を達成

12月

・新型「ファミリアワゴン」「ファミリアバン」を発売

ワゴン:1500EGIエンジンを搭載。

バン:駆動方式をFR(後輪駆動)からFF(前輪駆動)に変更。1500ガソリン/1300ガソリン/1700ディーゼルエンジンを搭載しました。

 

10月

・6代目「ファミリア」3ドアハッチバックに「フルタイム4WD」を追加

 

 

1600 DOHC 16バルブインタークーラーターボエンジン(最高出力140PS(ネット))を搭載。日本初のフルタイム4WD機構を搭載。

車高調整サスペンションを一部機種に採用。国内外のラリー競技で活躍しました。

1500 ccエンジンを搭載した実用4WDモデルも設定。

 

・2代目「サバンナRX-7」発売

 

 

走りと快適性をバランスさせた本格スポーツカーとして発売。全長×全幅×全高:4310×1690×1270(mm)。

13B型ロータリーエンジン(185馬力)を フロントミッドに搭載し、3代目が発売された後も「FC」の愛称で多くのファンに愛された。

8月

・乗用車生産累計1,000万台を達成

 

 

7月

・ファミリアに1700ディーゼルエンジン(最高出力59PS)搭載車を追加。

6月

・「ボンゴ」シリーズが生産累計100万台を達成

 

5月

・三次自動車試験場内に総合性能試験路を新設

 

3月

・「カペラ」が生産累計200万台を達成

・FF「ファミリア」が生産累計200万台を達成

 

1月

・米国生産会社(MMUC)を設立

1月

・6代目「ファミリア」発売

スラントノーズ、ウエッジシェイプボディを採用し、機能的なインテリアの実現によって洗練されたモデル。

 

3ドアハッチバック/5ドアハッチバック/セダンの3ボディタイプ。全高、全幅、ホイールベースを拡げ、ゆとりある室内空間を実現しました。

 

シリンダーブロック、シリンダーヘッド、カムシャフト、バルブ、吸排気系部品などを改良した1300/1500/1500EGI/1500EGIターボエンジンを用意。

 

リアサスペンションにはSSサスペンションを搭載。クラス初の減衰力可変ダンパーを一部機種に採用しました。

1984年

会社の歩み

クルマ・技術の歩み

11月

・渡辺守之会長、山本健一社長就任

 

10月

・マツダ財団設立

 

5月

・マツダ株式会社へ社名変更

 

 

1月

・3代目「ボンゴトラック」発売

 

 

1400ガソリン/2000ディーゼルエンジンを搭載。積載量850kg。高張力鋼板製フレームを採用。

 

・「ボンゴブローニイトラック」発売

1800ガソリン/2000ガソリン/2200ディーゼルエンジンを搭載。積載量1000kg/1500kg。高張力鋼板製フレームを採用。

1983年

会社の歩み

クルマ・技術の歩み

10 月

・三次自動車試験場内に自動車用風洞実験棟を完成

10月

・「カペラ」セダン/クーペのターボエンジン搭載車を発売

2000マグナムターボエンジン:最高出力145PS

9月

・韓国起亜自動車へ資本参加

9月

・「カペラ」セダンにマグナムディーゼルエンジン搭載車を追加

アルミ合金製シリンダーヘッド、ハーフバランスクランクシャフト、樹脂製部品採用により軽量化し、静粛性を高めた2000ディーゼルエンジンを搭載。

 

・「サバンナRX-7」に新型ロータリーターボエンジン搭載車を追加

12Aロータリーターボ:最高出力165PS

 

・3代目「ボンゴ」ワゴンを発売

1800 ガソリンエンジン/2000ディーゼルエンジンを搭載。9人乗り。ハイルーフ仕様も用意。3列フルフラットシート、回転対座シートを一部機種に採用しました。

 

・3代目「ボンゴ」バンを発売

1400ガソリンエンジン/2000ディーゼルエンジンを搭載。3人乗り/6人乗り。

2列フルフラットシートを一部機種に採用。

7月

・マツダの自動車生産累計1500万台を達成

 

6月

・モータースポーツ分野のサービス会社「株式会社マツダスピード」を設立

6月

・「ボンゴブローニイ」ワゴン発売

1800ガソリン/2000ガソリン/2000ディーゼル/2200ディーゼルを搭載。9人乗り/10人乗り。前輪ベンチレーテッドディスクブレーキを採用。3列フルフラットシート機能を一部機種に採用。

 

・「ボンゴブローニイ」バン発売

・「ファミリア」にターボエンジン車を追加

4月

・コロンビアで現地生産開始

・さく孔ロボットシステム発売「THMJ-2350AD」「THCJ-2350AD」

 

1982年

会社の歩み

クルマ・技術の歩み

12月

・千葉流通センター内に株式会社マツダ車体関東を設立

12月

・「カペラ/テルスター」が1982-1983日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞

 

10 月

・ファミリアバンに2人乗りビジネスバンを追加

9月

・防府西浦工場が本格操業を開始

9月

・「コスモ」「ルーチェ」に世界初のロータリーターボエンジンを搭載

 

 

12Aロータリーターボエンジン:最高出力160PS  最大トルク23.0kg・m

ルーチェロータリーターボは10月発売。

・「コスモ」「ルーチェ」のサルーンに2000EGIエンジン搭載車を追加

 

・4代目「カペラ」セダン/クーペを発売

 

 

マツダ安定燃焼式1600エンジン(90PS)/1800エンジン(100PS)/2000MEGI(120PS)エンジンを搭載。

8月

・宇品西地区に新型エンジン工場完成

 

7月

・FFファミリア生産累計100万台を27カ月で達成

 

2月

・日本初、内面研削盤の生産累計5000台を達成

 
 

1月

・2代目「パークウェイ」発売

 

 

2,977cc HA型ディーゼルエンジン搭載。副変速機による10段変速。26人乗り。ハイルーフ車とクーラー付き車を設定。全車ハイバックシートを採用しました。

1981年

会社の歩み

クルマ・技術の歩み

12月

・防府中関変速機工場稼働開始

・「オートラマ」を設立('82年10月より商品供給開始)

 

10月

・FF「ファミリア」完成車生産50万台を18カ月で達成

10月

・4代目「ルーチェ」発売

 

 

ラップラウンドリアウインドーを持つ4ドアハードトップ、4ドアサルーンの2ボディ。

 

エンジンは、12Aロータリーエンジン6ポートインダクション、2000MA型EGIガソリン、2000MA型ガソリン、1800VC型ガソリン、2200ディーゼルの5種から選べた。ロータリーエンジン車は11月発売。

 

9月

・2代目「コスモ」の2ドアハードトップ発売(2000EGI/2000ガソリンエンジン)

 

 

エアロダイナミクスを追求しウェッジシェィプとスラントノーズを基本プロポーションとした。リトラクタブルランプを採用。高級スペシャルティカーとして開発された。

4ドアハードトップは10月発売(2000EGI/2000レシプロエンジン)

 

4ドアサルーンは10月発売(2200ディーゼル/2000ガソリン/1800ガソリンエンジン)

12Aロータリーエンジン6ポートインダクション搭載車は、11月末発売。

 

7月

・スパ・フランコルシャン24時間耐久レースで「RX-7」が総合優勝(日本車初)

総合優勝:カーナンバー40  (ドライバー: T.Walkinshau / P.Dieudonne)

4月

・(対米乗用車輸出規制始まる)

・輸出累計500万台達成

・北米マツダ(MANA)を設立

 

1980年

会社の歩み

クルマ・技術の歩み
 

12月

・「ファミリア」が1980-1981日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞

10月

・マシニングセンタ「TMC-H40」「TMC-H60」を発売

10月

・3代目「タイタン」発売

 

 

2.5L ディーゼル/3Lディーゼル/4.1Lディーゼルエンジンを用意。

3Lディーゼルエンジンの最高出力を向上(90PS/3800rpm)。

クラス初の2ウェイシフト(副変速機)を搭載。

 

伝統の箱形断面フレームやボックスに高張力鋼板を採用して軽量化。 

リクライニングシート、マルチユースシートなどにより快適なキャビン空間を実現しました。 

8月

・ショールーム「原宿マツダロータリー」を開設(東京表参道)

 

 

6月

・5代目「ファミリア」発売

3ドアハッチバック、5ドアハッチバックの2ボディタイプ。前輪駆動方式(FF)をファミリアとして初採用。希薄燃焼型エンジンにEGRと三元触媒を組み合わせた。E3型1300/E5型1500エンジンを搭載。足回りは4輪独立懸架方式で前:ストラット、後:SSサスペンションを採用。

 

フルフラットシートやリアラウンジソファシート、後席リクライニング機構などを一部機種に装備。

1980年9月に4ドアセダン「ファミリアサルーン」を追加。

1月

・岩澤正二会長就任