走る、止まる、曲がるといったモビリティとしての基本的な性能だけでなく、電動化に知能化、脱炭素を通じた地球温暖化の抑制など、現代の自動車に求められるものは多岐に渡ります。年々その要求は高まってきており、それに応えるのもまた自動車メーカーの責務といえるのかもしれません。
そんな現代の自動車産業において、クルマ開発とともに重要なキーとなるのが生産技術です。「スモールプレイヤー」であるマツダは、一体どのような取り組みを行い「100年に一度の大変革期」と言われる自動車業界の荒波を乗り越えようとしているのでしょう。「ものづくり革新2.0」について、そしてその裏に隠された想いについて、常務執行役員を務める弘中武都(ひろなかたけと)に伺います。