ST-5Rクラス

「広島」というひとつの共通点で集結したドライバーとチームが2024年からスーパー耐久に挑んでいます。ドライバーはチャレンジプログラムの120号車を卒業した杉野治彦や、昨年ロードスター・パーティレースⅢ ジャパンツアーシリーズで活躍した勝木崇文に加え、昨年に続きSUPER GTでも活躍する古谷怒河がタッグを組み、今シーズンの第2戦（鈴鹿）では見事にクラス初優勝を飾りました。

ST-5Rクラス

2015年にスタートした「Mazda Women in Motorsport Project」の出身メンバーを中心に構成されたチームで、同プロジェクト出身の藤井順子が、監督兼ドライバーを務めます。今シーズンは、新人・女性ドライバーと東京工科自動車大学校の学生メカニックがチームに参加。元F1メカニックや現役GTドライバーも加わり、強力な体制でレースに挑みます。

ST-5Rクラス

さまざまなレースカテゴリーで活躍しているPROGRESS RACINGがスーパー耐久に参戦し、2年目を迎えました。スーパー耐久では最上位のST-Zクラスにも参戦しているチームで、今シーズンの開幕戦では2位表彰台を獲得。予選でも速さを見せるこのチームから目が離せません。

ST-5Rクラス、ST-4クラス

チームは、関西地域のロードスターやロータリーエンジン車のチューニングショップで、予選から安定した速さを見せ、常に上位争いを繰り広げます。ST-5Rクラスに加え、ST-4クラス唯一のマツダ車、ロードスターRFで参戦しており、今シーズンの第２戦（鈴鹿）では見事にポールトゥーウィンを飾っています。

ST-5Rクラス

これまで村上モータースとして参戦したレースは全てロードスターのみという生粋のロードスターマイスター。スーパー耐久には2012年から先代のNC型ロードスターでスポット参戦を開始。2014年からシリーズエントリーとなり、2016年から現行ND型ロードスターで参戦、2017年はシリーズチャンピオンを獲得しました。チームの地元・愛媛を象徴するオレンジのリバリーは、ファンの間でもお馴染みとなっています。今シーズンも新たな若手ドライバーを起用する88号車が上位を狙うとともに、昨年に続き89号車との2台体制で挑みます。

ST-5Rクラス

「北海道から全国へ、そして世界へ！子供たちへ「希望」と「勇気」を与えるために走り続けたい」をテーマに2016年にチームを立ち上げ、様々なカテゴリーに参戦。リアルレースのみならず、eスポーツチームとしても活動しています。今年は地元・北海道のプロバレーボールチーム「HOKKAIDO YELLOW STARS」と手を携え、北海道の魅力を発信すべく自らのチームでのスーパー耐久参戦を果たしました。ドライバーにはSUPER GTにも参戦し、全日本ジムカーナ選手権でチャンピオンも獲得した柴田優作や北海道出身者の浅井康児が名を連ねます。

ST-5Rクラス

ST-5Ｒクラスに参戦する「倶楽部MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER（120号車）」は、新たな時代のモータースポーツ文化の担い手になることを目的に、チャレンジプログラム「スーパー耐久シリーズへの道」で選ばれたドライバーが、スーパー耐久にチャレンジするチームです。ロードスター・パーティレースⅢ ジャパンツアーシリーズの成績上位者から選抜されたドライバーたちが、一戦一戦成長していく姿にも注目です。今シーズンは新たに昨シーズンのジャパンツアーシリーズチャンピオン 加藤達彦と、同シリーズ３位の吉田恭将 、４位の南澤拓実がチームに加わっています。

ST-Qクラス

MAZDA SPIRIT RACINGは、2025年もメーカー開発車両が出走可能な「ST-Q」クラスに、2台体制で参戦します。

MAZDA SPIRIT RACING 3 Future concept（55号車）は、ディーゼル代替カーボンニュートラル燃料（HVO）を使用し、レースでの技術検証を通じて、カーボンニュートラル社会の実現に向けて燃料の選択肢拡大を目指します。MAZDA SPIRIT RACING RS Future concept（12号車）は、将来のスポーツカー開発に向けた技術検証を推進。両車にはマツダの社員である開発ドライバーが加わり、“走る歓び”の未来を支える技術と人づくりに取り組んでいきます。