2021年時点で、世界全体で年間約119万人もの人々が交通事故で命を落としています※。交通事故の削減は世界的な課題です。国際連合は2020年に「交通安全のための行動の10年:2021–2030」を宣言する決議を採択し、2030年までに道路交通事故による死傷者を少なくとも50%防止するという目標を掲げています。自動車業界は、交通死亡事故ゼロを目指し、歩行者や自動車乗員などの安全確保、重大事故の防止、自動運転関連技術の活用と適正利用促進など、車両における安全対策の推進が求められています。
※ Death on the roads based on WHO Global Status Report on Road Safety 2023 参照(外部リンク)「社会」の課題への取り組み:安全・安心なクルマ社会の実現
SDGs目標


SDGsターゲット
3.6 道路交通事故死傷者を半減させる
社会課題の認識
社会課題解決に取り組む理由
マツダは、ドライバーや乗員を事故から守るだけでなく、事故の無い世界を目指したクルマづくりに取り組んでいます。自動車技術で対策可能なものについては、2040年をめどに、自社の新車が原因となる死亡事故ゼロを目指しています。この実現に向け、安全技術の継続的進化と標準装備化を推進し、安全・安心なクルマ社会の実現に貢献します。