キャパシタの強制放電処理について(日本国内 自動車解体事業者様向け)


<お知らせ>

マツダでは2012年にキャパシタ搭載車を発売以来、使用済自動車の解体時にキャパシタ搭載車の識別を促進する為に、「キャパシタ強制放電処理手数料」をお支払いしてまいりました。当時「自動車リサイクルシステム」上では、車台番号別にキャパシタ搭載の有無が判断できなかった為、「手数料」をお支払いすることにより、解体事業者の皆様に、使用済自動車解体時にキャパシタ搭載車の識別について関心を持っていただき、安全な解体作業を実施していただくのが狙いでした。

 

此度、2026年1月より、「自動車リサイクルシステム」において、車台番号別の仕様表示が充実することに伴い、キャパシタ搭載車の識別も容易となる為、2025年12月末をもって、「キャパシタ強制放電処理手数料」の支払いを停止いたします。

安全な解体作業の為に、引続きキャパシタ搭載車の解体時には、必ずキャパシタの強制放電処理を実施下さいます様、宜しくお願い申し上げます。


マツダ車の特定のモデルには、減速エネルギー回生システム「i-ELOOP(アイ・イーループ)」用としてキャパシタが搭載されており、使用状態により電気が残留していることがあります。

電気が残留している状態で使用済自動車が廃棄されると、キャパシタに溜まっている電気が原因で破砕時の火花発生、火災、ハーネス切断時のショートによる発熱、火傷、濡れた人体接触による感電等が発生するおそれがあります。

事故を防ぐため、使用済自動車の解体時に必ずキャパシタの強制放電処理を実施してください。

 

作業時の安全確保のため、事前にキャパシタの強制放電処理要領をよくお読みいただき、適正・安全な放電作業を行ってください。


キャパシタ強制放電処理要領

キャパシタ強制放電処理手数料申請要領

キャパシタ強制放電処理手数料申請書 兼 請求書

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