スーパー耐久シリーズ
2022年チーム・ドライバー紹介
SKYACTIV-Dディーゼルエンジンの可能性を探るパイオニアチーム
TEAM NOPRO
低燃費と耐久性を武器とするアグレッシブな戦略で、スーパー耐久におけるディーゼルエンジンの可能性を探るパイオニア的チームです。2012年にDE型デミオのガソリンエンジン仕様で参戦を開始、2015年からDJ型デミオSKYACTIV-Dにスイッチ。2016年第3戦鈴鹿にて国産ディーゼル車による初優勝を果たし、以後常に上位に名を連ねています。2021年シーズンはMAZDA2バイオコンセプトの開発にも携わり、チームの総合力の高さを実証しています。シリーズは17号車が5位、37号車が8位という戦績を残しました。
#17
#37
経験豊富なロードスターマイスターチーム、2度目のチャンピオン獲得を目指す
村上モータース
スーパー耐久を含め、これまで村上モータースとして参戦したレースは全てロードスターのみという生粋のロードスターマイスター。愛媛県を拠点にしており、スーパー耐久へは2012年から先代のNC型ロードスターでスポット参戦を開始。2014年からシリーズエントリーとなり、2016年から現行ND型ロードスターで参戦、2017年はシリーズチャンピオンを獲得しました。また、2019年と2020年の富士24時間レースでは2連覇し、2021年は同3位というロングディスタンスレースでの強さも発揮し、シリーズは4位となりました。地元愛媛を象徴するオレンジのリバリーは本シーズンも不変で、チャンピオン奪回を狙います。
#88
ST-Qクラス
MAZDA SPIRIT RACING MAZDA2 Bio concept
2021年の最終戦に初参加し、2022年はシリーズにフルエントリーするマツダチーム。次世代バイオディーゼル燃料(株式会社ユーグレナが提供する100%バイオマス由来の次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」)を使用した車両でレースに参戦することで実証実験を行うとともに、カーボンニュートラル実現の選択肢の一つとして次世代バイオディーゼル燃料の普及拡大を目指します。また、スーパー耐久に参戦して実績のあるレーシングチーム「TEAM NOPRO」と株式会社広島マツダのレーシング部門「HM RACERS」など社外のレース関係者からのサポートを受けて、メーカー開発車両が出走可能な「ST-Q」クラスに参戦します。