全日本ジムカーナ

全日本ジムカーナ

テクニック満載の身近なタイムアタック競技

ジムカーナとは

ジムカーナは舗装された路面にパイロンなどを設置して独自のコースを設定し、
そのコースを1台ずつ走行し、ミスなくいかに早くトレースできるかを競うタイムトライアル競技です。
クルマがこれほどスムースに、かつ素早くタイトなコースを駆け抜けていく様はまるでマジックのようです。

全日本ジムカーナ選手権 紹介動画
(外部サイト)

ナンバー付き車両で参加でき、レースの様な集団走行時の接触が無く比較的安全なジムカーナは、 始めやすいモータースポーツとして広まっています。
舞台は広場やミニサーキットで、他の競技に比べ参加費が抑えられているのも人気の一つです。

その一方、パイロンによるスラローム、270度や360度ターンなどといった独特のテクニックとマシンコントロールが要求され、更に僅かでもパイロンに触れたり、脱輪すると大きなペナルティタイムが課せらるシビアさもあり、上達すればするほどその奥の深さが感じられる競技となっています。
全日本選手権は排気量、駆動方式、改造範囲などにより、10のクラスに分かれており、毎戦100台ほどの参加車が集まります。現在マツダ車はロードスターを中心に20台ほどがエントリーしています。
また2021年よりクラス区分の名称が変更となり、これまでのPN1(ロードスター)はJG8に、PN3(ロードスターRF)はJG6に、SA3(RX-7)はJG2となりました。

ロードスターの強さ

ロードスターが強さを発揮し、特にJG8クラスは参加全車がロードスターとなっています。ジムカーナは比較的狭いスペースにパイロン等を設置して任意にコース設定されるため、絶対的なパワーより、コントローラブルで、ドライバーの操作に忠実で意図したとおりの挙動を示す操縦性が第1となります。この条件にピタリとハマるのがロードスターという訳です。

JG8にロードスターが登場したのは2016年、それまで先代、先々代スイフトの独壇場となっていましたが、ロードスターの実力が浸透しはじめると徐々に勢力が拡大していきました。結果、2017年は半数が、2018年はほぼ全車がロードスターとなり、2019年以降は完全にロードスターのワンメイククラスとなり、2021年シーズンもその勢力図は変わりそうもありません。
JG6も2012年から長く86/BRZの独壇場でしたが、2017年からロードスターRFが登場しました。2018年半ばのマイナーチェンジにより競争力が向上したロードスターRFは、2019年第9戦にて全日本戦初優勝。2020年も2回優勝を飾るなど活躍を見せています。

2022年の見どころ

JG8クラス

改造範囲は最小限に制限された、排気量1,600ccまでのノーマル状態に近い2輪駆動の車両が競い合うクラスで、2018年からロードスターのワンメイク状態が続いています。2021年は複数の他クラスチャンピオン経験者が参入し、名だたるロードスター使いの面々との激しいチャンピオン争いが展開されました。2022年シーズンは更に新規参入者も増え、21年参入者や古参のロードスターマイスターらとの熱く激しい戦いが繰り広げられるでしょう。


JG6クラス

ロードスターRFと86/BRZの争いとなっているJG6クラス。改造範囲は最小限、排気量1600ccを超え2000ccまでのノーマル状態に近い後輪駆動の車両が競い合うクラスです。
2021年はユウのロードスターRFが長年主力を占めていた86/BRZ勢を下してチャンピオンを獲得し、シリーズ上位もRF勢が占めた結果、2022年は他クラスからRFへの乗り換え組が増加する可能性あり、これまでのRFユーザー同士による争いのさらなる激化に加え、86/BRZ勢の巻き返しなど激戦区となる要素が多いクラスと言えます。


JG2クラス

FD型RX-7の他、ロータスエキシージ、NSX、シビック、CR-Xなど多様な車種が参加するJG2クラス。マフラー交換やエアロパーツ装着など、ルールの中で決まった改造ができる2輪駆動車のクラスです。エアロパーツの装着によるスタイリッシュな外観とチューニングされた吸排気系から発せられるサウンド、ハイパワースペックマシンに競技用ハイグリップタイヤの組み合わせでのマシンコントロールテクニックなど、チューニングクラスならではの魅力が詰まっています。RX-7勢は3-4台が参加しており、ロータリーサウンドを奏でながら上位入賞にも絡んでいます。


2021年の結果

JG8クラス

ロータリーマシンで2度のチャンピオンに輝いた川北忠が3度目のチャンピオンに

本来の最終戦となる第8戦が中止となり、7戦中有効5戦のポイントで争われた2021年、優勝1回2位4回の80点を獲得して実質の最終戦となる第2戦(災害により開催日変更)を前にランキングトップで迎えた川北忠はここで優勝しない限り加点されない状況。これに対し、6戦、7戦と2連勝し、勢いにのる小林キュウテンはここで優勝すれば80点となり、同点ながら優勝回数で川北を上回るため逆転チャンピオン獲得となります。両名による一騎打ちの結果、川北が見事チャンピオンを獲得しました。2位は今季3勝を挙げた箕輪雄介、3位は小林キュウテンとなりました。

2021年ランキング(ロードスター)

チャンピオン 川北忠  
2位 箕輪雄介 
3位 小林キュウテン 
4位 斉藤邦夫

JG6クラス

4戦4勝のユウがチャンピオン獲得、RFに初戴冠

これまで優勢を誇ってきた86/BRZ勢に対し、RF勢も年々力速さを身につけ、2020年は同等の力を発揮し、2021年は初のチャンピオン獲得への大きなチャンスとなりました。そのチャンピオン争いは最終戦を残し上位5名にそのチャンスがあり、内4名がRFユーザーでした。
その中で今季出場した4戦すべてで優勝をかざるというパーフェクトウィンを達成したユウがシリーズチャンピオンに輝き、RFに初タイトルをもたらしました。2位は優勝1回、2位1回、3位1回とコンスタントに上位入賞を続けた野島考宏、4位はRFの可能性を最初に見出して出場開始した天満清、5位に松本敏とRFユーザーが上位を占めました。

2021年ランキング(ロードスターRF)

チャンピオン ユウ 
2位 野島孝弘 
4位 天満清

JG2クラス

RX-7の藤井雅裕が奮闘

2021年から旧SA3とSCクラスの2輪駆動車が対象となったため、バラエティ豊かな車種による争いが展開されているクラス。RX-7(FD3S)勢では藤井雅裕が第7戦で2位に入り、シリーズ7位と健闘、JAFカップでは優勝と一線級の強さを発揮しました。

2021年ランキング(FD3S RX-7)

7位  藤井雅裕 
9位  藤原広紫 
11位 野川徹

2022年 年間スケジュール

2022年 年間スケジュール

大会開催日レポート開催場所
第1戦 3/12-13 JG8 優勝:斎藤
JG6 優勝:ユウ
JG2 3位:藤井
茨城県
筑波サーキット
コース1000
第2戦 4/16-17 JG8 優勝:小林
JG6 優勝:ユウ
JG2 4位:藤井
レポート
福島県
エビス
サーキット
西コース
第3戦 5/7-8 JG8 優勝:小林
JG6 優勝:ユウ
JG2 4位:藤井
レポート
広島県
スポーツランド
TAMADA
第4戦 6/4-5 - 奈良県
名阪スポーツ
ランド
第5戦 6/25-26 - 北海道
オートスポーツランドスナガワ
第6戦 7/23-24 - 岡山県
岡山国際
サーキット
第7戦 9/17-18 - 福岡県
スピードパーク恋の浦
第8戦 10/8-9 - 富山県
イオックスアローザスポーツランド

2021年 年間スケジュール

大会開催日レポート開催場所
第1戦 3月28日 JG8 優勝:斉藤
JG6 優勝:ユウ
JG2 5位:藤原
レポート
栃木県
ツインリンク
もてぎ
南コース
第3戦 5月15日~16日 JG8 優勝:箕輪
JG6 3位:天満
JG2 6位:坂本
レポート
広島県
TSタカタ
サーキット
第4戦 6月5日~6日 JG8 優勝:箕輪
JG6 優勝:松本
JG2 5位:藤井
レポート
奈良県
名阪スポーツ
ランド
第5戦 6月26日~27日 - 北海道
オートスポーツランドスナガワ
第6戦 7月17日~18日 - 愛媛県
ハイランド
パークみかわ
第7戦 9月11日~12日 - 福岡県
スピードパーク恋の浦
第8戦 10月2日~3日 開催中止 三重県
鈴鹿サーキット南コース
第2戦
(最終戦)
10月23日~24日
※開催日程変更
JG8 優勝:箕輪
JG6 優勝:ユウ
JG2 6位:藤井
レポート
福島県
エビス
サーキット
西コース

2020年のレポートはこちら
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