全日本ジムカーナ
テクニック満載の身近なタイムアタック競技
ジムカーナとは
ジムカーナは舗装された路面にパイロンなどを設置して独自のコースを設定し、
そのコースを1台ずつ走行し、ミスなくいかに早くトレースできるかを競うタイムトライアル競技です。
クルマがこれほどスムースに、かつ素早くタイトなコースを駆け抜けていく様はまるでマジックのようです。
ロードスターの強さ
PN2クラス(旧JG8クラス)
改造範囲を最小限に制限された、排気量1500cc未満のノーマル状態に近い後輪駆動の車両が競い合うクラスで、2018年からロードスターのワンメイク状態が続いています。2021年は複数の他クラスチャンピオン経験者が参入し、名だたるロードスター使いの面々との激しいチャンピオン争いが展開されました。そして2022年シーズンは新たなチャンピオンも誕生、歴戦のロードスターマイスターらと新たなる挑戦者らによる群雄割拠の時代はこれからも続くことでしょう。
PN1クラス
改造範囲を最小限に制限された、排気量1500cc未満のノーマル状態に近い前輪駆動の車両が競い合うクラスで2023年からの新設クラスとなります。マツダ車はマツダ2/デミオ15MBが該当し、ライバルはヤリス、GRコペンなどとなります。ロードスターからこのクラスにスイッチするドライバーもいると予想され、接戦が繰り広げられでしょう。
PN3クラス(旧JG5、6、7クラス)
改造範囲を最小限に制限された、排気量1500cc以上の2輪駆動でノーマル状態に近い車両が競い合うクラスです。2022年はロードスターRFを駆るユウ選手が8戦全勝して2年連続のチャンピオンを獲得しました。更にシリーズ上位7位までをロードスターRFが占めるという圧倒的な強さを発揮しました。しかし、2023年は排気量区分が変更となったため、ロードスターRFのライバルは新型のGR86/BRZやアバルト124スパイダーとなり、これまでの優位から一転し、厳しい情勢が予想されます。引き続きロードスターRFで参加するドライバーもいるため、新たな情勢はシーズンが始まるまでは予想がつきませんが、その分楽しみでもあります。
BC2クラス(旧JG2クラス等)
後輪駆動の改造車クラスです。これまでのシビックやCR-XなどのFF車はBC1クラスとなったため、RX-7やNSX、ロータスエキシージなどの主力マシンは大きく変わらないと予想されます。その分後輪駆動車同士の激戦は必至となり、更に改造範囲も広がったためこれが競技にどのような影響を及ぼすか、シーズンが始まるまでは予想がつきません。またこれまで全日本選手権では適応されなかったB車両の参加もOKとなりましたので、今後の参加車種の展開も楽しみになってきます。
2023年 年間スケジュール
大会 | 開催日 | 開催場所 (路面) | レポート |
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第1戦 もてぎスーパースラローム 2023 |
3/25-26 | モビリティ リゾ―トもてぎ 南コ―ス |
レポート |
第2戦 MAZDA SPIRIT RACING CUP IN TAMADA |
4/15-16 | スポーツランド TAMADA |
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第3戦 ALL JAPAN GYMKHANA in 名阪 |
6/3-4 | 名阪 スポーツランド |
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第4戦/5戦 北海道オール ジャパン ジムカーナ |
6/23-25 | オート スポーツランド スナガワ |
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第6戦 スーパー スラローム IN 久万高原 |
8/5-6 | ハイランド パークみかわ |
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第7戦 SUGO ALL JAPAN GYMKHANA |
8/26-27 | スポーツランド SUGO |
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第8戦 オール ジャパン ジムカーナ in 九州 |
9/16-17 | スピードパーク 恋の浦 |
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第9戦 NRC鈴鹿 BIG ジムカーナ |
9/30-10/1 | 鈴鹿サーキット 南コース |