新型コロナウイルス感染者軽症患者など向け搬送車両について
更新: 2022 年 11 月 7 日
マツダ株式会社(以下、マツダ)は新型コロナウイルス感染防止に向けた活動支援として、新型コロナウイルス感染症の軽症者や無症状の病原体保有者等を搬送する車両を開発・提供してまいりました。このたび、実際に罹患された方の搬送に従事している方々にご協力いただき、より使い勝手の良い仕様へと改良しました。また、より多くの方々のお役に立ちたいという思いから、取り扱いエリアも全国に拡大させました。
■新型コロナウイルス感染症軽症者など向け搬送車両 概要
・エアマネジメントシステムを採用し、空間圧力差を発生・維持させることで前席利用者の感染リスクを低減する仕様
・広い窓の隔壁と通話システムを設置し、搬送中の患者様の容態を確認しやすい仕様
・後席のみで循環するリアエアコンや、十分な後席スペースを確保し、患者様の快適性を考慮
・感染リスク低減のため、前席と後席の空間圧力差を計測できる差圧計や使い捨てのビニ-ル製シ-トカバ-を標準装備
※当車両の受注は既に終了しています。
【エアマネジメントシステム】
スチール製の隔壁
通話システム (車内電源接続 左:前席/右:後席)
差圧計測器
■新型コロナウイルス感染症軽症患者など向け搬送車両 提供情報
広島県・山口県を中心に累計82台を納入し、ご活用いただいています。
※2021年7月1日時点の台数です。今後の台数更新は致しません。