1920年に東洋コルク工業として創立したマツダ。当時のコルク製品に用いられたマークをはじめ、マツダを象徴する歴代のマークやシンボルをご紹介します。
1920年~
| コーポレートマーク | プロダクトマーク |
|---|---|
(1920年頃~) |
|
(1928年~) |
|
(1931年~) |
|
![]() (1936年~) |
|
![]() (1959年~) |
1975年~
| 企業シンボル |
|---|
1974年に「企業シンボル」「マツダ書体」「マツダブルー」の三つの基本要素からなるコーポレートアイデンティティ(以下、CI)システムを完成させる。マツダのCIは日本における先駆けになっただけでなく、企業アイデンティティにまで踏み込んだ姿勢と企業活動全体を貫く総合的な展開が各方面で高く評価された。そのCIにおける最高のシンボルとして1975年に「企業シンボル」として制定。
1991年~
1997年~
国内外で複数のブランドを展開する販売施策を見直し。再び「マツダ」ブランドのもとでブランドの統一を図る。マツダの象徴的存在として、1997年に「ブランドシンボル」として制定。その際、従来の企業シンボルをコーポレートマークとして位置づけを見直した。
2015年~
マークのデザインをメタリック調に表現。3Dシンボル同様の立体感と質感を表現。コーポレートマークはグレーのグラデーションで金属を表現し、コーポレートカラーのブルーを上質感のある色調に変更した。
現在のマーク
2018年~現在
現行のマーク。コーポレートマークの名称をワードマークに表現を見直し。さらに金属質感表現をブランドシンボルとそろえることで、ブランド表現の統一感を高めた。
2025年~現在
現行のマーク。ブランドシンボルのシンプルかつ大胆なフォルムは、特にデジタル環境での視認性を高め、より洗練されたデザインにした。ワードマークは、モダンなスタイルを採用。
マークの由来や意味のご紹介
1920年頃
コルク・クラッシャーの刃をかたどった外縁の中に「東洋」のTと「コルク」のCを配したもの。
1928年
マツダの創業時の社名である東洋コルク工業から東洋工業に社名を改めたことを機に制定。東洋工業の「工」の字を円で囲んで図案化したもの。通称「丸工マーク」と呼ばれ従業員に親しまれた。
1931年
マツダ初の自動車、三輪トラック「マツダ号DA型」から使用を開始。製品名の"Mazda"の文字と販売委託先であった三菱商事のスリー・ダイヤモンドを組み合わせたもの。
1936年
三輪トラックの販売を自社販売網による直売制に切り替えた1936 年に制定。Mazda Motor Manufacture の意を示す3 つの「M」と、川の流れを模った広島市の市章を合わせて図案化し、軽快、高速、発展飛躍を期して翼の形にまとめたもの。通称は「翼印のマーク」。
1959年
マツダが乗用車を発売する1 年前の1959 年に採用。マツダの頭文字「m」を図案化したもので、従来の「翼印のマーク」を改め、製品全般に使用した。
1975年
コミュニケーションの核となる企業シンボルとして1975 年に制定。デザインには進取性・高度の質・豊かな人間性の意味を込めた。
1991年
プロダクトマークとして導入。マツダの由来となったAhura Mazdaのシンボル「翼」「太陽」「光輪」をイメージ。人間に優しい潤いのあるクルマづくりを願うマツダの心を表現した。
1997年
ブランドシンボルとして1997 年に制定。「自らをたゆまず改革し続けることによって、 力強く、留まることなく発展を遂げていく」というマツダの決意を、未来に向けて羽ばたくMAZDAの<M>の形に込めた。
現行マークのご紹介(2025年10月時点)
2018年
金属質感表現をブランドシンボルとそろえることで、ブランド表現の統一感を高めた。
マツダのブランドマークであることを確実に認識していただくため、「ワードマーク」と「ブランドシンボル」のセットで使用することを、基本ルールとしている。
2025年
シンプルかつ大胆なフォルムは特にデジタル環境での視認性を高め、より洗練されたデザインにした。現行のブランドマークとあわせて、場所や媒体の特性に応じて最適に使い分け、グローバルなブランド認知の向上を図る。
2025年
ワードマークはモダンなスタイルを採用。現行のブランドマークとあわせて、場所や媒体の特性に応じて最適に使い分け、グローバルなブランド認知の向上を図る。




