1994年6月に発売した8代目ファミリアは、3ドアハッチバックと4ドアセダンの2種類に車種を絞り込んだ。3ドアハッチバックは、特別に「ネオ」という名で呼んだ。
「ベストコンパクト」をキーワードに、快適性、安全性、走行性能のそれぞれを、基本から見直し、世界基準となる小型車のあるべき姿を追求した。
エンジン排気量は、1,800ccと1,500ccの2種類で、1,500cc直列4気筒エンジンを新開発し、走りのよさと低燃費を両立させた。また、同94年9月には、新しい三元触媒と、希薄燃焼を組み合わせた低燃費仕様も追加した。