プロジェクトを知る01

プロジェクトを知る IT領域

マツダの「つなクル」は、ここから生まれる。

マツダのITをリードするMDI&IT本部内に新設されたコネクティッドシステム部は、マツダのクルマに搭載されるコネクティッドシステムの開発を担う部署です。ここでは同部門の部長である山田氏と、2018年に異業界から中途で入社した宮本氏が、マツダが志向する「つながるクルマ(つなクル)」や、マツダのコネクティッドサービスの特徴に加え、異業界出身の転職者から見たマツダの印象や職場・仕事の感想などについて語りました。

ストーリー

Q.MDI&IT本部のミッションと、コネクティッドシステム部の役割は?

山田:MDI&IT本部は、ITやデジタルを活用して業務改革・業務設計を行っていたMDI(Mazda Digital Innovation)本部と、社内システムの企画・導入等を担当していたIT本部という2つの組織の統合により、2019年4月に誕生しました。ビジネスとIT、双方の知見を持った人材を一部門に集約することで、業務設計からシステムの企画・導入・運用までを一気通貫で推進する組織として機能することを求められています。その中で、コネクティッドシステム部はMDI&IT本部の設立に合わせて同本部内に新設された部門であり、今後のコネクティッド通信サービスの技術進化に対応するシステム開発やグローバル展開を効率的に推進していく役割を担っています。マツダでは数年前からコネクティッドシステムに関するプロジェクトが進められていましたが、将来的にマツダのクルマづくりの重要な柱となり得る領域であるとの経営判断から、改めてIT部門内に新設される形となりました。

 

Q.マツダのコネクティッドサービスにおける特徴は?

cotent画像1

山田:「Mazda Co-Pilot Concept」を掲げている自動運転や電動化と同様ですが、マツダではコネクティッド領域に関しても「人間中心」の考え方に基づいた開発を進めており、「ネットにつながるデジタル社会の利便性」「リアルな人と人とのつながり」を両立するためのコネクティビティを開発・提供すること目指しています。とくにお客さまの安心・安全を担保するためのコネクティッドサービスを重視しており、緊急時にお客さまに代わって救急、警察、ロードサービスなどを手配する「マツダエマージェンシーコール」、故障発生時にオペレーターからアドバイスを受けられる「マツダアドバイスコール」といった新サービスの提供をスタートしています。

Q.2018年に異業界から入社した宮本氏の仕事内容は?

宮本:コネクティッドシステム開発プロジェクトのPMOの一人として、PMの支援を行っています。現在はシステムリリースに向けた検証フェーズであるため、検証を計画通りに進めるためのタイムスケジュール管理をメインで担当していますが、管理だけにとどまらず、自ら手を動かして検証を行ったり、課題解決を行ったりと、一緒に検証を進めてくれているカスタマーサービス部門の方々と協力しながらプロジェクトを進めています。

山田:プロジェクトの中で振り返りを行った際、宮本さんがプロジェクトの現状における課題や反省点をすべて丁寧に洗い出し、分析してくれたことがありました。私からは依頼も指示もしていないのですが、宮本さんが、前職のコンサルタントというスキルを生かして問題提起をしてくれたことにより、その後のプロジェクトが非常にスムーズに進むきっかけを作ってくれて本当に助かりました。

Q.宮本氏が完成車メーカーであるマツダに入社したきっかけは?

コンテンツ画像2

宮本:私はマツダが4社目になります。1社目は時計のムーブメントを製造する会社で要素技術の開発を担当していましたが、製造業における「モノづくりのプロセス」についての知見を深めたいと考え、SI系のコンサルティング会社に転職しました。そこで開発プロセス改革やイノベーティブな商品企画支援などに携わり、業務を通じてモデルベース開発やデザインマネジメントについて学んでいるときにマツダに興味を持ちました。また、人見さん(人見光夫常務執行役員/シニア技術開発フェロー)の著書を読んで深く感銘を受けたこともマツダに入りたいと考えるきっかけになりました。その後、戦略系コンサルティング会社での勤務を経て、2018年11月にマツダに入社しています。

Q.IT業界からマツダに入社して驚いたことは?

宮本:いい意味で「人間くさい」ところでしょうか。コンサルタント時代にマツダ以外の完成車メーカーと仕事をしたこともあるのですが、他社と比べるとマツダは業務についても「人間中心」の部分をほどよく残しており、人の想い、人のつながりを大事にして仕事を進める局面が多いと感じました。だからこそ仕事に熱い人が集まっていることがよく分かるんですよね。また、「広島が好きだから」「奥さんが中国・四国・九州出身だから」という理由でマツダを選んでいる人も意外と多いようです。

Q.コネクティッドシステムの開発にあたり、重要視していることは?

コンテンツ画像3

山田:これまでマツダのIT部門は業務の効率化をミッションとしていましたが、コネクティッドシステムの開発を通じて、お客さまに直接ご利用いただく商品・サービスを提供する役割が加わりました。これは私たちにとっては初めての取り組みとなります。品質の作り込みも極めて重要になりますし、システムを支えるための技術を高めていく必要もあります。これまでのように企画・要件定義フェーズの業務だけでなく、システム設計そのものに携わる必要がありますし、ご協力いただいているITベンダーと一緒になって開発を進めていく必要もあると考えています。

宮本:今は与えられた業務をしっかり進めていくことに注力していますが、3年先、5年先には、ユーザーの方に「やっぱりマツダって面白いよね」と思ってもらえるようなコネクティッドカーやコネクティッドサービスの開発に携わりたいと考えています。現在ではコネクティッド機能を搭載したクルマも次々とリリースされていますが、マツダが志向するコネクティッドはマツダらしいものでなくてはなりません。それは前例や解答があるようなものではないので、自分たちで考え続けて、生み出していく楽しさもあると感じています。

Q.今後のコネクティッドシステム部のビジョンや目標は?

山田:まずはCASEのC(コネクティッド)をグローバル展開することに注力し、世界中のお客さまに「マツダコネクト」を通じた安心・安全なサービスを提供していきたいと考えています。また、コネクティッド領域で得られる技術やノウハウは、A(自動運転)、S(シェアリング&サービス)、E(電動化)領域との親和性も高いため、コネクティッドで培った技術やサービスをA、S、Eの各領域と連携させていくという未来も想像しています。

 

Q.マツダへの転職を考えられている方へのメッセージ

宮本:マツダは、「素晴らしい製品を、素晴らしいプロセスで、楽しくつくる」がモットーの私にとって、理想的な環境があり、スキルを磨くチャンスを与えてくれる会社です。ときには困難な問題に直面することもありますが、会社からの帰り道でマツダのクルマを見るたびに「あのカッコいいクルマに載せるものをつくっているのだから、もっと頑張ろう!」という気持ちで1日を終えられるのは本当に幸せなことだと感じています。皆さんも、自分にとって「最高の会社・最高の環境」が必ずあると信じて、転職活動を実りあるものにしてください。

山田:私たちはIT部門として、お客さまに直接ご利用いただく商品・サービスの開発をスタートしたばかりです。難しい課題や困難に直面することもあるとは思いますが、世界中で走るクルマに搭載されるコネクティッドサービスをつくり上げる喜びは非常に大きいと思います。MDI&IT本部には、PGやSEとしてITの開発現場に精通している方はもちろん、宮本さんのようなコンサルティング力や上流工程での経験を生かせるフィールドもあります。私としては、そうしたさまざまな経験、スキル・知識を持った人たちの力を結集することが重要だと考えていますので、ぜひ積極的にご応募いただければと思っています。

 

コンテンツ画像4

※部署名・役職名は、2019年7月取材当時のものです。

project01

電動化開発

エントリー