工場の敷地で大歓声と笑顔のウエーブ
マツダ駅伝大会の開催
【日本】マツダ(株)
【メキシコ】マツダデメヒコビークルオペレーション(MMVO)
雨を吹き飛ばす力強い走りと応援。広い敷地で地域と交流
本社(広島)では、社内駅伝大会として1966年から開催していましたが、1981年に地域の皆さまとの交流を目的に「コミュニティの部」を設けました。工場構内一周約19.3kmのコースを7区間に分け、子どもから大人まで、参加いただいています。
2018年度は3月3日に開催。マツダ従業員の部門対抗による社内の部157チームに加え、お取引先さまの部108チーム、コミュニティの部64チームの選手が遠くは九州、関東から参加されました(計329チーム・約3,300名)。
コミュニティの部は、ゼッケンNO.501「マツダ3」が2連覇。1:06:37という好タイムでゴールされました。
今回、コミュニティの部には、昨年発生した豪雨災害の復興支援活動を通じ絆を深め、現在も交流を続けている豪雨災害被災地支援チーム(坂町の関係者とマツダ従業員)が2チーム出走。「がんばろう坂町」のたすきをつなぎ、沿道から多くの声援・激励がありました。
また、今回は「がんばろう広島」を合言葉として、たる募金箱を設置しました。ご協力くださった皆さまに心よりお礼申しあげます。
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「コミュニティの部」継続年数:38 年
防府工場においても、従業員だけでなく、一般の方からも広く参加者を募り、工場の敷地内をコースとする駅伝大会を1994年から開催しています(コースは8区間約13.3km)。この大会は、「愛情防府運動」の一環として行われており、地域の皆さまと親睦を深める機会となっています。
2018年度は3月10日に開催。あいにくの雨天で参加チーム数は例年に比べ半減しましたが、マツダ従業員の部門対抗による社内の部13チームに加え、コミュニティの部40チームが山口県内外から参加され、健脚を競いました(計53チーム・約420名)。
コミュニティの部の優勝チームは山口県光市(旧、大和町)から初参加された「大和走ろう会」。0:56:43という好タイムでゴールされました。
参加者からは、「売店・飲食コーナーなどが充実しており、楽しむことができた」「駅伝コースバスツアーもあり良かった」などの感想をいただきました。
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継続年数:25 年
MMVOでは、工場のあるグアナファト州で2015年から開催していましたが、2016年から地域の皆さまにもご参加いただき、日本の文化を地域へ紹介すると同時に、従業員やその家族、地域の人々が充実した時間を一緒に過ごせるようにしています。駅伝コース16.0kmの一部に工場の敷地を利用することで、参加者に工場やマツダを知ってもらう機会としています。2018年度は、600名の従業員を含む120チーム2,200名の選手が参加し健脚を競いました。
参加者からは、「このレースは、メキシコでは他に類を見ないものであり、人々が共通の目標を目指して団結することで、コミュニティ意識が生まれます」などの感想をいただきました。
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コミュニティの皆さま参加継続年数:3 年
累計参加者数:5,570 名(2016年以降)