広島工業大学「ものづくりPBL」大学講義
[主体]マツダ(株)広島本社
2023年7月3日、広島工業大学「ものづくりPBL(Problem Based Learning)」の授業で「からくり改善による問題解決」をテーマに講義を行いました。「ものづくりの基礎を学生に学ばせたい」という学校のリクエストを受け、本社工場の社員が講師を務めました。
講義では、ものづくりの目指す姿や挑戦し続ける企業風土の醸成、からくり改善の目的や狙い、事例紹介などを通して、日々働きやすい(暮らしやすい)環境の実現を目指して自分たちの力で改善に挑戦する喜びをお伝えしました。
■参加した学生さんのコメント
- 「改善は時間短縮の効果だけでなく、疲労軽減や価値向上に繋がっていることがわかった。」
- 「改善は実際に作業を行っている人の意見を尊重することが大切だと思った。」
- 「からくり改善を考える前に作業を標準化するなど、前段階で動作をシンプルにすることが大切だということが理解できた。」
■講師のコメント
- 「からくり技術だけでなく改善の目的や進め方に興味を持っていただけたことは大変有意義でした。どんなに技術が発展しても改善マインドや創造力には普遍性があると考えます。これからも工場におけるモノづくりの“クリエイティブな側面”についてもお伝えしていきたいです。」