CSR

宮島弥山大聖院 消えずの火プロジェクト 広島のものづくり企業の力で地域に元気を

“消えずの火” 灯火台を製作し寄贈

【日本】マツダ(株)

灯火台「蓮華」

灯火台「蓮華」

 「工業で世の中に貢献する」これは、マツダの前身である東洋工業の創業時の志である。
 マツダは、東洋コルク工業株式会社として1920年に広島の地で創業しました。広島の歴史と共に歩み、そしてその間に幾多の経営危機に直面しながらも地域のみなさまのサポートと「飽くなき挑戦」で、世界がコロナ禍に見舞われた2020年、創立100周年を迎えました。
 そんな折、「消えずの火」と守り続けねばならない「心の灯」のお話を宮島・大聖院の方にお聞きする機会を得ました。コロナ禍の閉塞した世の中を元気にする為に、広島に受け継がれてきたものづくりの力で何か貢献できることはないかと考え、地域のものづくり企業の有志が集まって「消えずの火 ものづくり分科会」が発足し、マツダは灯火台の製作と全体のデザインコーディネートを担当することになりました。

“消えずの火” 灯火台を製作し寄贈

“消えずの火” 灯火台を製作し寄贈

 製作にあたり、マツダのデザイン部門が挑戦したのは「時を超えるカタチ」でした。10年先を見据えたプロダクトデザインではなく、数百年先まで存在し得る本質を極めたデザイン。そして、灯火台本体だけではなく、「火」そのものの「カタチ」にもこだわりました。

真っ直ぐ伸びる炎のカタチを求めて、試行錯誤(初期検討モデル)

真っ直ぐ伸びる炎のカタチを求めて、試行錯誤(初期検討モデル)

“灯火台、蓮華(れんげ)に込めた想い

 

灯火台、蓮華(れんげ)に込めた想い

 消えずの火という祈りの灯が、ここ弥山から天へと真っすぐ伸びる様を表現したいと考え、火の吹き出し口の試作を何度も行い、実際に火をつけて確認する工程を繰り返す事で、まず理想の火をカタチ創る事からはじめました。
 その凛とした火を柔らかく包む器として、手仕事の温かみを感じる美しいカタチを意図し仏様とも縁の深い蓮の華をテーマにデザインしています。マツダで「匠」と呼ばれているモデラーが自身の手で時間をかけて銅板を叩き、想いを込めながら磨き上げたものとなっています。
 ぜひ多くの方に広島、そして宮島・弥山にお越しいただき、広島のものづくり企業の技と想いが詰まった灯火台「蓮華」と「消えずの火」をご覧いただければと思います。

灯火台「蓮華」