経営方針

トップメッセージ

株主・投資家の皆さまをはじめ、お客さま、お取引先さま、地域社会の皆さまなど、マツダグループに関わるすべてのステークホルダーの皆さまには、日頃からご理解とご支援を賜り、厚く御礼を申しあげます。

当社グループは、中期経営計画「構造改革ステージ2」の最終年度となる2019年3月期におきましても、「走る歓び」と「優れた環境・安全性能」を両立する魅力ある商品をお届けするとともに、全領域でビジネスの質的成長を目指し、ブランド価値の更なる向上に向けて取り組んでまいりました。グローバル販売台数は、前期比4.2%減の1,561千台となりました。売上高は、前期比907億円増の3兆5,647億円となりました。営業利益は、前期比634億円減の830億円となりました。経常利益は前期比553億円減の1,168億円、当期純利益は前期比486億円減の635億円となりました。

2020年3月期は、新型「MAZDA3」と「CX-30」のグローバル市場への本格導入を開始します。これら新世代商品群を梃に、商品価値訴求に焦点を当てた販売を維持しながら、ブランド価値の向上を通じて台数、売上・利益の持続的成長を目指していきます。また、競争激化や規制対応など、自動車業界を取り巻く事業環境の変化に対応しながら、引き続き新世代商品・新技術の開発・導入など、将来に向けた主要施策を推進していきます。

当社は、2020年に創立100周年という大きな節目を迎えます。100年の長きにわたり、マツダを支えてくださった多くの方々に大変感謝しています。次の100年に向けて、会社を持続、発展させることが、経営者である私の責任と考えています。当社が企業として持続、発展し続けるために大切にしなければならないものは「マツダの独自性」です。その独自性を当社と関わるすべての人々と共に創ることだと考えています。また、人と共に創ることこそを、当社の独自性として持ち続けたいと思っています。 この考えの下、次の100年に至る一里塚として、2030年から2040年のマツダブランドのありたい姿を描きました。そして、ありたい姿の実現に向けて、新型「MAZDA3」から始まる新世代商品群の完遂までの6年間を新しい中期経営計画の期間として、経営方針を策定しました。この方針に基づき、さらに施策を具体化し、ありたい姿の実現に向けて挑戦と努力を続け、持続的成長と中長期的な企業価値の向上に向けて取り組んでいきます。

今後も、環境・安全性能に優れた商品の導入等を通じ、地球環境保全や安心・安全な社会の実現といった社会的課題の解決と中長期的な企業価値向上の両立を目指していきます。また、株主・投資家の皆さまへの適時・適切な情報開示と建設的な対話の充実を図るとともに、コーポレートガバナンスの充実に継続的に取り組んでまいります。

株主の皆さまには、今後とも変わらぬご支援、ご指導を賜りますようお願い申し上げます。

2019年6月

マツダ株式会社 代表取締役社長兼CEO 丸本 明