SKYACTIV TECHNOLOGY

SKYACTIV TECHNOLOGY

SKYACTIV-DRIVE

すべてのトランスミッションの利点を集約した新世代高効率オートマチックトランスミッション

SKYACTIV-DRIVE(スカイアクティブ ドライブ)の特長

・DCT、CVT、従来型のATなど、すべてのトランスミッションの利点を集約
・ロックアップ領域を大幅に拡大し伝達効率の向上とマニュアルトランスミッションのようなダイレクト感を実現
・従来比4~7%の燃費向上

CVT、ステップAT、デュアルクラッチ式などあらゆるタイプの利点を集約

現在普及しているAT(オートマチックトランスミッション)は、構造面で以下の3種類に大きく分類できます。

・一対の可変径プーリーで減速比を変える「無段変速装置(CVT)」
・2系統の減速機構それぞれにクラッチを備える「デュアルクラッチ式」
・遊星歯車を主体とした減速機構で減速比を変える「ステップAT」

ATに求められる代表的な性能は、「燃費の良さ」、「発進のし易さ(平坦路のみならず坂道を含む)」、「ダイレクト感」、「なめらかな変速」です。それらの要求に対する方式ごとの特徴点をまとめると図1のようになり、それぞれに一長一短があることがわかります。SKYACTIV-DRIVE はステップATをベースに、「燃費の良さ」、「ダイレクト感」、「なめらかな変速」を徹底的に追求することで、全てのタイプのトランスミッションの利点を集約した理想のATを目指しました。

図1:あらゆるタイプの利点を集約

全域ロックアップによる燃費改善、ダイレクト感の獲得

ステップATのトルクコンバーターは、流体を介してエンジンの動力を変速機に伝達する装置で、スムーズな発進や変速を可能としています。一方で、流体による動力伝達ロスにより燃費が悪化することや、車速が上がる前にエンジン回転速度だけが上昇することで滑り感が発生するなどの問題があります。そのため、トルクコンバーター内の流体を介さずに機械的に締結してロックアップ状態とするロックアップクラッチを内部に備えています。

図2:全域ロックアップ化

図1でステップATの課題とされている燃費やダイレクト感を飛躍的に向上させるためには、このロックアップ領域を可能な限り広く設定する必要があります。しかしそのためには、振動、騒音などの抑制、またクラッチの信頼性の確保など、大きな課題をクリアする必要がありました。

マツダは、これらの課題に対し、大規模なシステム解析技術を駆使し、ATユニットのみならず、エンジン、マウント、排気系、車体、制御等、広範囲の連携によって克服しました。さらにクラッチの応答性を向上し、かつロックアップ制御を緻密化したことで、スリップ時の熱発生を抑えて信頼性も確保することに成功しました。

トランスミッション

プラットフォーム

ダイナミクス

SKYACTIV TECHNOLOGYのさらに詳しい技術情報について

マツダ技報にて、SKYACTIV TECHNOLOGYなど各種研究開発の成果を論文形式で紹介しています。各論文はPDFファイルで閲覧・ダウンロードできます。

マツダ技報のページヘ

※各技術の適用および数値は、車種・グレード・仕様などにより異なります。

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