カペラ

カペラ(1970年~)

1章:風のカペラ

1970年5月に誕生した初代カペラ。ボディタイプは2ドアクーペと4ドアセダン、エンジンは新開発12A型2ローターロータリーと1600ccレシプロの2つが設定された。フォルクスワーゲンに勝る車づくりを目標に、総勢300名のプロジェクトチームを編成。空力理論を応用して、ジェット戦闘機のスポーティーでダイナミックな性能と、クールでファンタスティックなフィーリングを取り込んだ。デザインも戦闘機を彷彿させるイメージにし、フロントグリルはエアダクトを思わせるシャープな横6角形とした。

初代カペラの並はずれたパワーと斬新なデザインは世間を驚かせ、「風のカペラ」という呼び名で多くのファンから愛された。1971年10月にはロータリー初のAT(REマチック)も登場。その後、1974年2月、環境意識の高まりを踏まえて、公害対策システムを採用したAP(*)エンジン搭載の2代目カペラが発売された。

*Anti Pollution (公害対策)の略

国際車宣言!

1978年10月、「グローバルに認められる、総合的にバランスのとれた高品質なファミリーカー」という基本テーマを掲げ、3代目カペラが誕生。初代から評価の高かった空力性能をさらに向上させるため、ボンネットを可能な限り低くし、グリルまでをも傾斜させた。その結果、ハードトップにおいては当時としては画期的なCD(*)値0.38を実現。3代目カペラはマツダにとって世界進出の布石となり、欧州を中心に海外での知名度アップに大きく貢献した。

3代目カペラ
3代目カペラ

カペラの開発に当たってはスーパーエンジニアリング(=本来ならば両立することが困難な複数の機能を、そのいずれも犠牲にすることなく高いレベルで実現する技術)の考えが色濃く取り入れられた。そしてこの考え方は、現在のマツダのクルマづくりにも脈々と続いている。

*空気抵抗値


このページを見たあなたへのおすすめ

  • 新型ロードスター ビデオ
  • マツダのものづくりDNA
  • マツダのビジョン