CSR

マツダノースアメリカンオペレーションズ(MNAO・カリフォルニア州オレンジ郡)は各地域社会のニーズに対応した多様な活動を支援しています。“Zoom-Zoom”の精神に満ちたアプローチにより、子どもや女性の健康、災害復旧のための投資を活発に行い、その社会貢献活動においてお客さま、従業員、ディーラーを積極的に支援しています。また、米国各地で地域社会改善のための創意工夫に富むプログラムを支援することで、より良い未来を築くことを目的に、マツダ財団USA(MFUS)を通じた活動を支援しています。

MNAOの社会貢献活動推進者

社長兼CEO 毛籠 勝弘
(マツダ財団USA理事長)

【環境】環境保全に貢献する取り組み 【安全】交通安全に貢献する取り組み
【人材】次世代を担う「人」を育成する取り組み 【地域】地域に根ざした取り組み
【財団】マツダ財団を通じての活動

プロジェクト・イエロー・ライトの支援

【安全】【人材】【地域】

目的

注意力散漫な運転の危険性に対する意識を高める。

取り組み

MNAOは2012年から若年層に対する安全運転促進を目的としているプロジェクト・イエロー・ライト※1の活動を支援しています。プロジェクト・イエロー・ライトは毎年十代の若者から、運転中にスマートフォン操作や文字入力をしないよう若者に呼びかける60秒の公共広告映像作品を募集しています。また、マツダ・モータースポーツ※2に関わる若いレーサーたちが、若者たちに運転中の携帯電話操作の危険について啓発しています。

2015年度実績

世界青少年交通安全月間の一環として、米国運輸省(DOT)、マツダ・モータースポーツ、広告協議会、青少年の安全を守る全国組織であるNational Organizations for Youth Safety(NOYS)は、プロジェクト・イエロー・ライト第4回スカラシップ・コンテストのビデオ作品受賞者として高校生と大学生6名、壁面広告作品受賞者として2名を発表しました。受賞者には、マツダ・モータースポーツが提供した奨学金が贈られました。100名以上のマツダレーサーたちは、同プロジェクト促進のためのロゴをレースカーやドライバースーツに掲載しました。

シカゴでのプロジェクト・イエロー・ライト

※1 プロジェクト・イエロー・ライト/ハンター・ガーナー奨学金は交通事故により若くして亡くなったハンター・ガーナー氏に敬意を表して始まった非営利団体で、公共広告機構、国家道路交通安全局(NHTSA)、National Organizations for Youth Safety (NOYS)、U-ホール、クリア・チャンネル・アウトドア・アメリカおよびマツダとパートナーシップを結んでいます。奨学金に加えて、優勝したビデオ/デザインは、公共広告機構により公共広告として全米に放映され、優勝した壁面広告デザインはクリア・チャンネル・アウトドアにより全米のデジタルサイネージに表示されました。
※2 MNAOでは2006年にMAZDASPEEDモータースポーツ・デベロップメント・ラダーを設立し、グラスルーツ・レーサーがより高いランキングを獲得できるよう支援しています。

レーシング・アクセラレート・クリエーティブ・エデュケーション・プログラム

【安全】【人材】【地域】

目的

さまざまな視点で、自然科学、技術、工学および数学(STEM)を勉強することができるよう奨励する。

取り組み

2014年から、MNAOは世界的なプロトタイプレーシング※3のプログラムを活用し、今後の成長や成功にとってSTEM教育がどれだけ大切かを26,000名以上の児童・生徒たちに教育しています。

2015年度実績

次世代の優秀なSTEM人材に刺激を与え、勇気づけるため、MNAOは双方向の学習フォーラム、「レーシング・アクセラレート・クリエーティブ・エデュケーション・プログラム」(R.A.C.E.)を実施しました。マツダR.A.C.E.STEMプログラムはマツダ・モータースポーツの全面支援により行われています。マツダ・モータースポーツは、チュードル・ユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップ※4の予定に合わせてチームが移動する都度、アメリカとカナダの26の小学校、中学校、高校にて合計46回のプレゼンテーションを行い、6,000名以上の児童・生徒たちに好影響を与えました。

※3 レース仕様の車両を利用したレース。
※4 アメリカの代表的なレース、Grand Amシリーズとアメリカン・ルマンシリーズ(ALMS)が統合され、2014年より始まったレースシリーズです。

マツダ・ドライブ・フォー・グッド・キャンペーンを通じた寄付

【地域】

目的

地元および全米の慈善団体の活動を支援する。

取り組み

MNAOは、販売台数に応じた社会貢献キャンペーン“マツダ・ドライブ・フォー・グッド”を実施しています。

2015年度実績

ディーラーとの共同出資取り組みとなる冬の募金イベント、マツダ・ドライブ・フォー・グッドが3年目を迎え、マツダの新車が1台売れる、もしくは、リースされる度に150ドル寄付しました。購入者は、MNAOが連携する全米対象の4つの慈善団体、セント・ジュード・チルドレンズ・リサーチ病院、米国赤十字社、米国心臓協会、MFUSに加え、各地域のディーラーが提案した43の地域的な慈善団体のうちの1つを寄付先として選択できるようにしています。MNAOは、ディーラープログラム開始による活動の拡大やNBCユニバーサル※5とのメディア協力を通しての認知度向上に努めました。
MNAOはまた、新車が試乗される度に1時間の奉仕活動を行うというユニークな社会貢献を併せて行いました。MNAOや米国各地のディーラー従業員は、2016年を通して、72,000時間のボランティア活動を各地域のさまざまな慈善活動の中で行っていく予定です。
さらに、MNAOはコンフェッティ財団※6へ寄付を行いました。この協力は、マツダ・ドライブ・フォー・グッド・キャンペーンとNBCユニバーサルによる協力活動の一環として行われました。

米国心臓協会でのドライブ・フォー・グッド・キャンペーンの慈善活動

ドライブ・フォー・グッド・キャンペーンの慈善活動

※5 NBCユニバーサルは、世界の観客に向けて、エンターテイメントやニュース、情報を展開、製作することにおいて世界でも有数のメディア・エンターテイメント会社の1つです。コムキャストの子会社で、ニュースとエンターテイメントテレビ・ネットワーク、トップ映画会社、重要なテレビ制作事業部門、主要なテレビ局グループ、世界的に有名なテーマパーク、および一連の主要なインターネット事業を所有し、経営しています。
※6 コンフェッティ財団は病院で誕生日を迎える子どもたちに誕生日会を提供する非営利団体です。誕生日会は直接の治療にはあたりませんが、良い気分転換の場として喜ばれています。

米国赤十字社との長期にわたるパートナーシップ

【地域】

目的

自然災害の被災者のための救援活動と復旧活動を支援する。

取り組み

MNAOは米国赤十字年間災害支援プログラム(ADGP)のメンバーとなりました。

2015年度実績

米国赤十字社との長期にわたるパートナーシップに基づいて、MNAOはADGPへの年間拠出額を増やし、寄付およびマツダ車寄贈を通して、自動車製造会社として初めて、100万ドル寄付者のメンバーとなりました。MNAOはカリフォルニア州オレンジ郡の米国赤十字社より、コミュニティ・パートナー・アワードを受賞しました。

さまざまな慈善活動への支援

【地域】

目的

全米各地の慈善団体および地元カリフォルニア州オレンジ郡での地域社会のための活動を支援する。

取り組み

MNAOはさまざまな慈善活動に参加しています。

2015年度実績
  • ■ 6月、マツダ・ドライブ・フォー・グッドの慈善活動の一環として、従業員のボランティア活動や寄付を通してワーキングワードローブに協力し、地域の人々の就職および職業訓練を支援しました。
  • ■ 7月と9月に、アーバイン警察協会が主催する野外コンサートおよび例年の追悼式を支援するためにそれぞれに寄付を行いました。
  • ■ 7月と9月に、オレンジ郡消防士協会とランチョ・キャリロ消防署のそれぞれに寄付を行いました。
  • ■ 7月、MFUSへの継続的支援に加えて、先天性心疾患研究所および小児心臓移植研究所支援のため、資金集めの催しと自動車展示会をミシガン大学およびC.Sモット小児病院とともに開催しました。加えて、プロジェクト・アクセスおよび地域社会の約200名の経済的に恵まれない子どもたちに、適切な文房具を提供し、クラスで成功し彼らの学習能力を高めることを支援しました。
  • ■ 8月、金銭的援助に加え、約20名の従業員がビーチ清掃をおこなうことで、サーフライダー財団を支援しました。
  • ■ MNAO従業員は家庭で余っている食料をフードバンクに提供しました。また、いくつかの部門では、オレンジ郡のセカンド・ハーベスト・フード・バンクにてボランティア活動を行いました(MFUSの全米フードバンクの項目参照)。
  • ■ MNAOは、マツダ・レースウェイと協力して動物たちを助け、次の飼い主が見つかるまでの施設や食べ物を提供し世話をしているモンテレー郡動物虐待防止協会(SPCA)※7へ寄付を行いました。

ワーキングワードローブでの奉仕作業

プロジェクト・アクセスの支援

モンテレー郡のSPCAへの寄付

マツダ・モータースポーツのレーサーと犬

※7 モンテレー郡動物虐待防止協会(SPCA)とは、1905年からモンテレー郡の動物と人々を支えている、非営利の独立した、寄付だけで成り立っている動物愛護協会です。

マツダ財団USA

マツダ財団USA(MFUS)は1990年9月に設立され、教育、環境保護、社会福祉、異文化交流の取り組みへの助成を行っています。1992年以来、1,100万ドルを超える支援を行っています(2015年度は約150万ドルを助成)。

学生自然保護協会(SCA)の支援

【環境】【人材】【財団】

目的

環境保護と青少年教育を支援する。

取り組み

MFUSは、米国の学生自然保護団体であるSCAと連携し、環境保護と青少年教育促進を目的とした「セイブ・アワー・アメリカン・リソース(SOAR)・プログラム」活動を1998年から実施しています。

2015年度実績

SOARを通じて、全米50州および、ワシントンD.C.の自然・文化保護アシスタントの活動を支援しました。
SOARインターン生は、次のようなさまざまな保護、復元・環境保護プロジェクトを行いました。絶滅危惧種の保護、大気・水質の測定、未開拓地域のパトロール、環境教育プログラム、考古学上の発掘作業や調査、記念碑や遺跡の修復および観光客への説明や案内プログラムなど。これらのインターンは、2015年度の活動で延べ21,000時間以上を保護活動に費やしました。
MFUSはまた、SCAによる米国退役軍人のためのプログラムを支援しました。SCAは、市民生活に戻る退役軍人に、新しく自然保護分野での仕事復帰の機会を提供しています。

 2014年10月~2015年9月。

オペレーション・リバウンド・プログラムを支援

【地域】【財団】

目的

負傷を克服し、積極的なライフスタイルを続けようとする退役軍人を支援する。

取り組み

2011年以来、MFUSは障がい者アスリート財団(CAF)を支援しています。オペレーション・リバウンド・プログラムは、身体的障がいを被った米軍人、退役軍人、緊急時対応要員のために最高の運動競技と体力増進プログラムを提供しています。

2015年度実績

MFUSの助成金は、補装具や指導、トレーニング、競技会参加費用などに充てられました。さらに、MFUSは、CAFが10月に開催したサイクリングイベント、10周年ミリオン・ダラー・チャレンジ(MDC)の冠スポンサーになりました。このイベントを通して集まった募金は、CAFの使命である障がい者選手の支援のため、スポーツ用補装具、トレーニングや競技会への参加費用、メンター指導やスポーツクリニックの補助金として使われました。

MDC10周年

MDC10周年

2014年10月~2015年9月。

学生支援のためのさまざまな奨学金の提供

【人材】【財団】

目的

教育を受ける機会を提供する。

取り組み

MFUSは、少数民族の学生、自動車工学に興味のある学生のための活動を行っているさまざまな組織との提携関係を維持しています。

2015年度実績
  • ■ MFUSは、自動車研究だけでなく、輸送や最新の製造分野にも焦点を当てた米南東部の先進的教育プログラム「クレムゾン大学国際自動車研究センター(CU-ICAR)」を支援しています。MFUSはCU-ICARと「マツダ大学院生奨学金年次プログラム」を支援し、その助成金はクレムゾン大学で自動車工学を専攻している3名の大学院生の奨学金に充てられました。
  • ■ MFUSは、カリフォルニア大学アーバイン校の奨学金プログラムを支援し、マツダ財団研究奨学金を、ポール・メラージ経営大学院とヘンリ・サミュエリ工学研究科の5名の大学院生に提供しました。

2014年10月~2015年9月。

さまざまな慈善活動への支援

【人材】【地域】【財団】

目的

全米各地の慈善団体および地域社会のための活動を支援する。

取り組み

MFUSは、社会福祉に関連した慈善活動を支援しています。

2015年度実績

MFUSは下記の活動を支援しました。

  • ■ マイ・スタッフ・バッグ財団
    マツダ財団、マツダ・ドライブ・フォー・グッドおよび、いくつかの地区組織をもち1998年から活動している全国組織であるマイ・スタッフ・バッグ(MSB)※8が提携し、MNAO従業員が2年目の「スタッフ・ア・ソン」※9イベントを主催し、累計500,000個のマイ・スタッフ・バッグのダッフルバッグを詰め、プレゼントしました。
  • ■ 全米フードバンク
    MFUSは、オレンジ郡のセカンド・ハーベスト・フードバンク※10とデトロイト近郊のグリーナーズ・コミュニティ・フードバンクにそれぞれ助成金を交付しています。MFUSの助成金は特に、経済的に困窮している高齢者や子どものための空腹・栄養失調緩和プログラムや、休暇シーズンにおける祝いの食事を用意するプロジェクトに充てられます。この活動は重要なボランティア貢献として認められ、セカンド・ハーベストはボランティアセンターの名前をマツダ財団ボランティアセンターへ改名しました。
  • ■ サイエンス@OC
    特に中学生の科学教育を改善・向上させるため、サイエンス@OC※11へ助成金を交付しました。
  • ■ シューズ・ザット・フィット
    シューズ・ザット・フィットは、経済的に困窮している家庭の子どもたちに新しい靴や衣類、その他の必需品を提供し、彼らの自尊心の確立を促しており、MFUSはその活動を支援しています。
  • ■ プロジェクト・アクセス
    MFUSは、高齢者支援や支援を必要としている家庭のための放課後の個別指導/宿題支援、コンピューターとインターネットの指導と実際の利用、教育ゲーム、読書会ならびに生産的な情操教育などの活動を行っているプロジェクト・アクセスを支援しています。

「スタッフ・ア・ソン」ボランティアイベント

MSBの支援

セカンド・ハーベスト・フードバンクでのボランティア

2014年10月~2015年9月。
※8 マイ・スタッフ・バッグ財団は、虐待やネグレクトされ、難局に陥り、里親に出された子どもたちへマイ・スタッフバッグを通して、安心と希望のメッセージを届けるユニークなプログラムです。財団の使命は、全米の各地にいる虐待や放棄、ネグレクトされた子どもたちのために力強い支持を行うことです。
※9 物資をバックに詰め込んでいくことで募金を集める活動。
※10 オレンジ郡のセカンド・ハーベスト・フード・バンクは、オレンジ郡最大の飢えに対する救援物資をもたらす非営利組織で、社会の飢えを終わらせるための闘いにおいて主導的役割を担っています。セカンド・ハーベストは寄付や、購入、準備された食べ物を、国内440カ所にある320の提携機関のネットワークを通して分配しています。
※11 オレンジ郡の非営利団体であるOneOCが財務的に支援しているプロジェクト「サイエンス@OC」は、オレンジ郡の教育者たちと連携し、科学に秀でた才能があり、STEMキャリアに進みたいと考えている中学生に刺激を与えるプログラム。