CSR

道路・インフラへの取り組み

ITS※1を活用した安全な社会への取り組み

交通事故や渋滞は、多くの国・地域で社会問題になっています。この問題解決のために、道路や自動車を高機能化しようという動きが、世界各地で進んでいます。マツダは、政府や地方自治体、関連企業と連携して、社会全体で安全なクルマ社会の実現を目指していくため、ITSのプロジェクトに自動車メーカーの視点で積極的に参画しています。

※1 ITS(高度道路交通システム) 情報通信技術を用いて、クルマと人と交通環境を結び、国内における渋滞緩和や事故防止を図るシステム。

見えていない危険をドライバーに知らせる技術

マツダはITSを、マツダの先進安全技術「i-ACTIVSENSE」でも検知できないような、距離が遠すぎる対象や見通しのきかない交差点などでの見えていない部分を検知することを目指し、研究開発を進めています。

先進安全自動車「マツダアテンザASV-5」

マツダは、先進の安全運転支援システムを搭載した「マツダアテンザ ASV-5(エーエスブイ・ファイブ)」※2を開発しました。車載の自律センサーと車車間、路車間、歩車間の通信を協調させることにより、見えていない部分を含めた危険対象の認知を支援します。
運転操作を阻害せずに、ドライバーを取り巻く、見えていない部分を含めた危険対象の認知ができる直感的なHMI(Human Machine Interface)で表示します。
ドライバーが認知ミスをして衝突する危険があるときは、警報によりドライバーにブレーキ操作を促します。

※2 ASV : Advanced Safety Vehicle(先進安全自動車)の略。

路面電車-自動車間通信型ASVの走行実験

一日平均約15万名の路面電車利用がある広島市において、東京大学/マツダ/広島電鉄/交通安全環境研究所の4者共同研究体で、世界初の路面電車-自動車間通信+自律安全技術の公道実証実験※3を実施しました(2013年10月)。実験により以下を確認しました。

  • ■ 路面電車と自動車、歩行者が道路空間を共有する場所において、路面電車と自動車の間で相互に接近情報を交換することで、右折時や停止車両追い越し時の接触事故の未然防止に有効であること
  • スマートフォンのアプリケーションシステムとの連携で、ドライバーからは見えにくい位置にいる歩行者を事前に検知し交通事故防止に有効であること

※3 ITS世界会議東京2013のポストコングレスツアーの一つとして実施。

公道実証実験

公道実証実験

公道実証実験

マツダが参加するITSプロジェクト

プロジェクト 概要 主体
スマートウェイ

高速道路や有料道路を中心に、人とクルマと道路とを情報で結ぶITS技術を活用した次世代道路システムの研究・整備を進めている。

国土交通省
道路局

DSSS(Driving Safety Support Systems)

自動車と道路インフラが通信を行う路車間通信を活用した安全運転支援システムや、交通の円滑化システムなどの研究開発を進めている。

警察庁
UTMS協会※4

ASV(Advanced Safety Vehicle)

自動車と自動車が通信を行う車車間通信を活用した安全運転支援システムの研究開発を進めている。

国土交通省
自動車交通局

ITS Connect推進協議会

安全運転支援システムの実用に向けた課題を解決するための路車・車車連携型システムの検証や安全運転支援システムの開発、普及を進めるため、関係省庁および産業界で連携し活動している。

内閣官房

※4 (社)新交通管理システム協会。

マツダの安全への取り組みと主要な安全技術

マツダの安全への取り組みと主要な安全技術

安全技術サイト