CSR

クリーンエミッション

排出ガスのクリーン化

排気ガスによる大気汚染防止のために、低排出ガス車の開発に取り組んでいます。
国内の超低排出ガス車認定制度(SU-LEV)や欧州の排出ガス規制「Euro6」に適合した車種の市場導入を進めています。

  • ■ 2015年3月末時点で、SU-LEV認定車は国内自動車メーカートップレベル※1の98%を達成(軽自動車・OEM車を除く)
  • ■ CX-5およびMazda6(日本名 : アテンザ)、Mazda3(日本名 : アクセラ)のクリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 2.2」搭載車が規制実施に先がけて「Euro6」に適合

※1 2016年3月現在 マツダ調べ。

貴金属シングルナノ触媒技術
~シングルナノテクノロジーにより、貴金属の使用量を大幅削減~

グローバルでの排出ガス規制、燃費規制強化、新興国成長などによる市場拡大、希少資源の枯渇などを考慮し、ガソリン用三元触媒に対しては、レアメタル(貴金属)やレアアース(セリア材)といった希少元素の使用量を低減した上で、優れた触媒性能を発揮させることが重要です。
マツダは2009年、クルマの触媒に使用する貴金属を当社従来比約70%削減しながらも、排ガスの浄化性能と高い耐久性を同時に実現できるシングルナノ触媒※2を世界で初めて実用化し、量産車への採用を開始しました。

新触媒技術による貴金属分散モデル

新触媒技術による貴金属分散モデル

同触媒の貴金属の使用量をさらに約30~40低減させることに成功し、2011年に導入したSKYACTIV-G搭載デミオ(海外名:Mazda2)を始めとして、順次グローバルに採用しています。当初、ガソリンエンジン用に開発されたこの技術はディーゼルエンジンの煤を除去するディーゼルパティキュレートフィルター(DPF)触媒にも適しており、現在ではクリーンディーゼルエンジンSKYACTIV-Dにも採用しています。
マツダは今後も貴金属の使用低減とともに排出ガスのクリーン化を進めます。

貴金属シングルナノ触媒技術

※2 ナノテクノロジーよりさらに微細な材料構造を制御するシングルナノテクノロジーを用いた触媒。

化学物質・重金属の適正な管理

マツダは「環境負荷物質管理基準」を発行し、購入する部品や材料に関して使用を制限(禁止または報告)する物質・重金属を規定し、適切に管理しています。

自動車部品の材料情報収集・管理

サプライチェーン全体で、鉛、水銀、六価クロム、カドミウムといった環境負荷物質の適正な管理を推進するため、国際標準システム「IMDS」※3を用い、サプライヤーの材料情報収集を行っています(日本自動車工業会の自主目標(鉛・水銀の削滅、六価クロム・カドミウムの使用禁止)を2007年2月までにすべて前倒しで達成)。

IMDSの仕組み

pic:IMDSの仕組み

IMDS運用に関する取り組み

  • ■ サプライヤーにIMDSデータを適切に入力してもらうため、ガイドラインを毎年発行・提供
  • ■ IMDSを通じて収集したデータを、車両のリサイクル可能率の算出や欧州の化学物質規制「REACH」※4など、各種規制の対応に活用

※3 International Material Data System.
※4 Registration, Evaluation, Authorization and Restriction of Chemicals.

VOCの削減 : 車室内VOC

快適な車内環境を保つためにホルムアルデヒド、トルエン、キシレンなどシックハウス症候群の原因とされるVOC※5の削減に取り組んでいます。

  • ■ 1999年にアルデヒド類を除去する機能の付いた脱臭フィルターを開発(主要車種で標準またはオプションで採用)
  • ■ 2007年発売のデミオ(海外名 : Mazda2)以降の新型車では、インテリアに使われる主要な樹脂や塗料、接着剤などの素材そのものを低VOC化し、厚生労働省室内濃度指針値をクリア
  • ■ 2015年発売のロードスター(海外名 : MX-5)が厚生労働省室内濃度指針値をクリア

※5 Volatile Organic Compounds : 揮発性有機化合物。

自動車騒音の低減

マツダでは、最新の法定騒音規制よりも厳しい自主基準値に基づいて走行中の自動車から発生する騒音の低減に努めています。
自動車の騒音はエンジン本体や排気系、吸気系、駆動系およびタイヤなどから発生します。
マツダでは、すでに乗用車、商用車の全車種で、この自主基準値への適合を完了しています。

騒音防止対策事例
CX-3

騒音防止対策事例 CX-3