社員紹介

MAZDA RECRUIT 2017
 

技術系

車両開発
(CAE技術開発)

金本 俊介

SHUNSUKE KANEMOTO

車両開発本部
CAE技術開発グループ

2009年入社
工学府 航空宇宙工学専攻


 

マツダを選んだ理由

「これでいい」ではなく「これがいい」。
妥協しない車づくりの姿勢に共感。

 学生時代から車やバイクの運転が好きで、それ以上にいじったり仕組みや構造を知ることが好きだった私は、自動車メーカーで働きたいと思うようになりました。乗って楽しい車をつくる、「これでいい」ではなく「これがいい」と言える車をつくるんだというマツダの妥協しない車づくりの姿勢に共感したことが、入社を決めた理由です。
 現在、私はCAE(Computer Aided Engineering)の技術開発を担当しています。今日の車づくりにおいて、CAEによるシミュレーションを用いた開発手法は非常に重要な役割を担っています。図面段階での性能予測や品質向上、試作車を減らし検討回数を増加、短期間のアイデアの具現化など車づくりにおいて必要不可欠な手段となっています。車両の振動、操縦安定性、空気の流れなど多種多様なCAEがある中で、私は主に衝突安全に関するCAEの開発に携わっています。

マツダで実現したいこと

マツダ車に関連した死亡事故0は、
マツダの目標でもあり、私の目標でもある。

マツダ車に関連した死亡事故0、それがマツダの目標であり私の目標でもあります。安全という意味では、運転のしやすさなどの基本性能や、自動ブレーキなどのアクティブセーフティといったデバイスで、事故を起こさないことが第一ではありますが、万が一避けられない事故が起こってしまったときの乗員や、歩行者の被害を最小限に軽減する衝突性能は非常に重要な要素となります。衝突性能は車の骨格やエンジンを含めた数多くの部品など車のほとんど全ての部分に関わります。この性能を高めるためには衝突エネルギーを吸収するスペースと、強固な骨格が必要となりますが、それだけを追い求めると私が好きなマツダのかっこいいデザインや軽やかでワクワクする走りの実現は不可能となります。これらを両立させるため世界一の衝突エネルギー吸収という理想を掲げ、新しいものやアイデアを考え、それを試すシミュレーション技術を開発していきたいと思います。

苦労話や面白さ・やりがい

思い切った構造変更や膨大なシュミレーションで、
軽量化と性能の両立に成功。

入社3年目、衝突性能開発部へ異動し、上司から「次世代コンパクトカーの前面衝突の担当をしてくれ」と言われました。開発初期から携われるよい機会と思い深く考えずに担当者となりました。ほどなく「全て新規開発」、「最高レベルの衝突性能」、「一世代前より軽く」、「セダン、クロスオーバーなど異なる車型の同時開発」などチャレンジングなプロジェクトだと知りました。まず直面した壁は「軽量化」です。CX-5などで培ってきたSKYACTIV技術を織り込んだ車両は衝突性能の目処は立ちましたが、前より重くなっていたのです。状況を開発責任者に報告すると、こっぴどく怒られました。「重すぎる。そもそもこれまでのSKYACTIVと何が変わったのか」と。悔しさもありましたがいろいろ気づかされました。それまでは大きい車と同じ技術を詰め込むことに必死でしたが、小さくて軽いコンパクトカーに適切となるよう思い切った構造変更や膨大なシミュレーションなど、各設計、性能担当者たちと一丸となって取り組み、軽量化と衝突性能が両立ができました。他にも語りきれない困難の連続でしたが何とか開発をやり遂げました。最初は上司のフォローを受けながら、時に周囲の足を引っ張りながらでしたが、次第に自ら考え行動し開発をリードできるようになってきたと自分の成長を感じており、新型デミオのカーオブザイヤー獲得や、近々発売のCX-3のポジティブな前評判は、更なるモチベーションに繋がっています。

学生時代に学んだことの活かし方

興味を持って能動的に学ぶ姿勢。

学生時代の専攻で学んだことも役立っていますが、最も活かされていることは興味を持って能動的に学ぶ姿勢だと考えています。入社時はもちろんのこと、今でも業務を行ううえで慣れたルーチンワークでない限り、勉強することは日々欠かせません。社内には様々な教育があり学べる機会は多いですが、教育以外にも学べる環境はたくさんあります。先輩社員や専門部門に聞く、教科書を読む、文献を調べる、他車をベンチマーキングするなど自分で積極的に学んでいくことが仕事をするうえで大切だと思います。また、興味を持つことも重要だと思います。興味がなければ、勉強も苦痛となり、話を聞いても眠くなってしまうこともあります。何だってやる気と興味を持って取り組めば自ずと学び、先に進めるのものだと思っています。

学生へのアドバイス

いろんな人との繋がりの中で仕事ができることが
マツダで働く魅力。

マツダには自動車メーカーらしく車が好きでしょうがない人、自動車メーカーにも関わらずさほど車に詳しくない人、学生時代機械系の出身の人、工学に全く関わったことがない人などいろんな人がいます。そんないろんな人たちが上下左右分け隔てなく技術を熱く語り、みんな自分の仕事に誇りを持っていると感じます。いろんな人との繋がりの中で仕事ができることがマツダで働く魅力だと感じています。ぜひ一緒に魅力的な車を、より魅力的なマツダを作り上げていきましょう。

1日のスケジュール

08:30 フレックスで少し早く出勤

職場に着いたらロッカーで作業着に着替えます。私の職場は作業着が義務付けられていませんが、いつでも衝突後の車を見に行けるよう着替えています。その後パソコンを立ち上げ、その日の予定を確認します。会社の始業時間である9:00からは5分程度の朝礼を行っています。6人ほどのチームに属しており、その日のお互いの健康状態や業務予定を確認します。


09:05 解析シミュレーション

前日に計算したシミュレーション結果の分析をします。衝突シミュレーションは非常に複雑なため、スーパーコンピューターを使っても、数時間から20時間ほど計算時間がかかってしまうものもあります。午後に解析モデルを作り上げて、次の日の午前中に結果の確認や分析、検討などを行うことが多いです。悩み事があればチームメンバーなどに気兼ねなく質問したりされたりしています。


14:00 チームミーティング

毎週チームリーダー中心に社内の連絡事項の展開と日々の業務の進捗確認などを行います。課題や成果の共有だけでなく、職場の安全環境などについても話し合うこともあり、健康で作業することも大切な仕事の一部です。最近では事務所内の引っ越し作業中の危険について話し合いました。


16:00 テスト済み車両観取り

衝突試験後の車両の観取りを行います。衝突試験後の車は危険が潜んでいるため、安全には細心の注意を払います。テスト直後には多くの人と一緒に観ながらざっくばらんに意見を交わします。見終わった後も気になることがあれば何度も足を運んで目で見て確認しています。シミュレーションが中心の業務でパソコンに向かう時間が多いですが、実際の物を見ないと分からないことがたくさんあります。


20:00 退勤

仕事が多いときは20:00くらいまで残業します。帰宅してから少し遅めの晩ご飯を作っています。家族がおいしいと言ってくれることが嬉しく料理を楽しんでいます。またノー残業デーの水曜日は、他の部署の人たちと近くの学校の体育館を借りてバレーボールをしています。学生時代からやってきた人も多いですが、初心者の人も一緒に仲良く体を動かして楽しんでいます。


休日の過ごし方

ゴールデンウィークや盆連休などの長期連休は旅行に行くことが多いです。行先は四国、九州、沖縄、アジア、ヨーロッパなどいろんなところに行っています。普段の休日にはその旅行の準備として格安航空券、おいしい食べ物、現地交通手段などいろいろ調べています。現地の人と同じ交通手段として電車などの公共交通手段の他に、車、バイク、自転車などをレンタルして移動したり、おいしそうだなと思ったお店に立ち寄ってみたり、その土地ならではの生活を楽しんでいます。私の下手くそな英語が通じなかったり、電車が来なかったり、道に迷ったりとハプニングもつきものですが、体験したことのない文化に触れることが楽しくてやめられません。


 

 

 

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