社員紹介

MAZDA RECRUIT 2017
 

技術系

パワートレイン開発
(燃焼MBD)


水野 沙織

SAORI MIZUNO

パワートレイン開発本部
パワートレイン技術開発部
PT要素技術開発グループ

2010年入社
工学部 産業機械工学科


マツダを選んだ理由

大学時代の研究テーマだった次世代エンジンをさらに追求し、生まれ育った広島に貢献するため。

 志望動機として、大きく二つありました。一つ目は、大学時代に高効率で低公害な次世代エンジンを研究テーマに選んでいたことです。この研究を通じて、困難なことを挑戦する面白さを実感し、低燃費で低排出ガスを実現できる動力システムを追求したいと思うようになりました。二つ目は、大学で東京に出て再認識した地元広島の良さ、そして、生まれ育った広島に貢献したいと思うようになったことです。以上のような理由から、当時からエンジン開発に力を入れており、広島に密着したマツダを志望しました。
 現在は、入社前の志望通り次世代エンジンの燃焼モデル開発に携わっています。マツダでは、長年モデルベース開発(MBD)に力を入れています。モデルベース開発とは、シミュレーションによる机上検討を開発の中心に据えることで、試作回数や実機評価をできる限り少なくし、効率良く開発を進めることを指します。燃焼とは現象としては複雑ですが、今までの実機評価結果や知恵の蓄積から、シンプルな数式(モデル)で表し、開発者間で現象を共有化できるようにすることで、開発の促進を図れるよう日々努力しています。

マツダで実現したいこと

乗り越えなければならない多くの課題と向き合い、お客様にとって魅力ある次世代燃焼技術を確立する。

学生の頃からの研究テーマである次世代燃焼技術を世に送り出すことです。入社後の配属希望調査では、「エンジンのことは大学時代に少しかじったから、他の領域を希望しようか」と迷ったこともありましたが、最終的にはやはりエンジンの先行開発領域を希望し、現在の所属に配属されました。学生時代は、この技術を早く商品として世に出した方が研究レベルではわからない課題も浮き彫りになって、研究としてももっと様々な方向に進んで良いのではないかくらいに漠然と考えていました。しかし、入社して業務に携わるようになってから、技術確立のための様々な課題が実感できるようになり、また、技術が商品として魅力があるかという視点ももてるようになりました。まだまだ、商品性のある技術とするためには、乗り越えなければならない課題が多いですが、より多くのお客様にとって魅力ある技術として提供できるように頑張りたいと思います。

苦労話や面白さ・やりがい

不利な状況だからこそ知恵を出して解決する。
そうして仲間たちと良いエンジンをつくる。

私の業務は燃焼モデルの開発ですが、ただ精度の良いモデルが完成すればよいというわけではありません。良いモデルを作るということが目標ではなく、あくまでも良いエンジンを作ることが目標です。モデルを作るという側面から見れば、ひとつのエンジンを使っていろいろと検討できる方が良い環境といえるのではないか思います。しかし、エンジン開発をするためには、性能評価、EM評価等の様々な評価が必要です。開発の全体の進み具合から、エンジンベンチや時間の都合で評価内容が割り振られるので、必ずしもモデル開発に適したデータが得られるわけではありません。マツダでは、不利な状況だからこそ知恵を出して解決していこうという文化があるように思います。なので、より開発に役立つモデルを効率良く作れるよう、文献を調べるというのはもちろんですが、他のエンジンを評価している人たちや3D計算をしている人たちによくよく話を聞いたり、一緒に考えてもらったりして、データが足りない部分を補えるようにしています。おそらく補うだけでなく、それ以上の効果があるのではないかと思います。

学生時代に学んだことの活かし方

学生時代に教わった本質を探究すること。
経験を積むことで会得できているように感じる。

私は機械工学を専攻し、研究テーマがエンジンだったため、学生時代の知識が現在の基軸になっているといっても過言ではありませんが、それ以上に先生や企業の方から教わったエンジニアとしてのものの考え方・心得が私の財産になっています。現在、業務としている燃焼モデル開発では、燃焼という複雑な現象をコントロールするために、現象の中で核となる因子(メカニズム)を抽出し、頭の中でもイメージできる程度の単純な数式(モデル)に落とすことが重要になります。複雑な現象を前にすると難しく考えてしまいがちですが、学生時代に教わった「本質は何かということを常に探求せよ」という言葉を日々意識するように心がけています。会社に入ってからの方がこの言葉の重要性をよく理解でき、経験を積む中でようやく会得できているように感じます。

学生へのアドバイス

他の人とは違った視点や気づきを持つ人がマツダでは必要とされている。

就職活動中は特に、他の人と自分を比較してしまうことがあるのではないかと思います。私もリクルーターで面談した学生の方から、「専門が全然関係ない分野だけど大丈夫か?」とか「学部卒と院卒で差があるのか?」とか「男女で差があるのか?」等の質問や相談を受けることが多々ありますし、自分でも忘れていたのですが、リクルーターをやっていた先輩に学生の頃の私も似たような質問をしていたと言われました。他の人との違いを気にしてしまうのは仕方ないと思うのですが、それを不安に感じず、むしろ、違うからこその視点や気づきに着目してはどうでしょうか。実際、マツダでは多様性のある人たちが働いていると思いますし、様々な視点や意見が必要とされているのではないかと思います。

1日のスケジュール

08:00  出勤

通勤時の混雑を避け、少し早めに出勤するようにしています。実機や解析結果を見ながら、検討の進め方を考え、会議資料を作成します。また、論文や特許を調べ、最新動向をチェックしながら検討に活かせそうなことはないか考えたりもします。


10:00  週報ミーティング

Grやチーム単位でその週の進捗を共有化する週報という会議が定例で設定されています。検討内容を報告し、課題や今後の進め方の相談をします。専門性の高い人たちから意見やアドバイスをもらい、今後の検討に活かします。


12:00  昼休憩

作って持ってきたお弁当を食べます。お弁当を持ってこない日は同じGrの先輩や後輩と一緒に近くの定食屋さんに食べに行きます。技術的な話をすることもありますが、ちょっとした雑談も気軽に話せるので、良い息抜きになっています。


14:00  技術課題の検討をしつつ新入社員の指導

業務を通じて新入社員の指導・育成を行うペアコーチという役割を担当しています。同じチームの新入社員に燃焼モデル開発の一部の領域を担当してもらい、一緒に課題や検討方法を考えながら進めています。後輩の姿から学ぶことも多く、自分の仕事の進め方を見直す良い機会になっています。


16:00  打ち合わせ

実験結果が検討に必要な場合は実験チームに計測してもらいます。計測目的と内容を説明し、実験チームから意見をもらいながら適切な実験方法を決定し、スケジュール調整をします。自分で依頼した実験はなるべく実験場に行って実機試験に立ち会うようにしています。


19:30  退勤

入社時から寮に入っていたのですが、最近寮を出て一人暮らしを始めました。寮にいるときは帰りに一緒になった同期とよく食堂で夕食を食べていたのですが、今はなるべく自炊するようにしています。寮にいるときは平日休日ともに同期と一緒に話す機会が多かったので、今では少しさみしく感じるくらいです。残業をするときはまっすぐ家に帰ることが多いですが、定時退社日や金曜日は寄り道して買い物をしたり、同期や職場、同じ検討をしているメンバーでの飲み会に参加したりします。


休日の過ごし方

元々興味があることに業務で携わっているので、意識して視野を広げるようにしています。習い事をしたりもしていましたが、今は大学の社会人も対象の講座で面白そうなテーマを探して受講することが多いです。広島にUターンするにあたり、私が懸念していたのは東京に比べ広島ではどうしても情報量が少なく、色々なものを見聞きしたり、勉強したりする機会が少ないのではないかということでした。しかし、広島でも社会人向けの大学の講座も色々と開講されているので、好奇心をもっていれば勉強する機会は多々ありますし地元密着の講義のように広島ならではのものもあって新たな発見もあります。また、GW・お盆・お正月の休暇が長く、遠方に行くことも可能なので、リフレッシュもかねてよく旅行に行きます。


 

 

 

関連リンク

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